Tag: 東京大学出版会
民法1 総則・物権総論 第4版
民法2 債権各論 第3版 
民法3 債権総論・担保物権 第3版
民法4 親族相続 補訂版
著:内田貴 版:東京大学出版会 1:2008.4 2:2011.2 3:2005.9 4:2004.3
結構改訂されてる
民法2は注意
民法が苦手な人は
教育的配慮(体系の組み替えと判例への焦点
重点的な理解に
やっぱり定番
最高!
教科書らしくない良書



スタンダード。旧司法試験論文問題で、内田民法の1項目の表題そのままが出題されたりしたので、それ以降一気に普及。いまや受験界の最大多数派。
人気の秘密は、東大法学部のカリキュラムにあわせ、教育的な配慮からあえて民法のパンデクテン体系を崩したところにある。まさに、教えるため、学ぶための教科書であり従来の体系書や概説書とは一線を画する仕上がりである。最初のページから順に読み進めていくことが想定されており、つまみ食い的な参照ではその効用を得られない。読み手の学習効果を考えた事例を中心に基本から発展へという叙述スタイルは秀逸である。 受験界通説ではあるが、学会通説ではない独自説の記述も散見される。調べるための基本書ではなく、順に読み進めて力を養う基本書といえるだろう。 法人法制の改革をうけて、一巻が改訂されとなる。
講義 民事訴訟
著:藤田広美 版:東京大学出版会 2007.12
新世代のための民事訴訟法スタンダード
名著基本書の誕生
基本書ではなく導入書
わかりやすくて論理的
注目。きら星のごとく登場した旧訴訟物理論の本。「民事訴訟法講義案(司法協会)」の著者による単独執筆である。民事訴訟法講義案は裁判所書記官研修所のテキストとして書かれているので、手続の細かい部分まで非常に詳しく書かれているが、本書ではその細かい部分を端折っている。
元裁判官の経歴をもつ藤田広美先生が、裁判実務と法科大学院での講義経験を生かして、民訴の基本的構造と手続ルールを分りやすく解説する。何でも書いてあって調べるための辞書といった風のいわゆる基本書ではなく、同じ東京大学出版会の「内田民法」風であるといえば話が早いだろう。講義スタイルの「ですます調」で、初学者・独習者にもやさしい。要件事実について十分な解説があることも見逃せない。528頁、横書き、二色刷、旧訴訟物理論、実務色。
刑法総論講義 第4版
刑法各論講議 第4版
著:前田雅英 版:東京大学出版会 総論:2006.3 各論:2007.1

結果無価値論。構成要件をかなり実質的に判断するので、政策説といってよいのではないかという気もする。
まず、学説の整理がすごい。多数の図表を用いた解説で、入り組んだ学説状況が理解できる。旧司法試験末期の択一試験対策バイブルとしても用いられていた(今となっては、複雑過ぎる学説問題の出題も考えられないが)。そして、判例分析が秀逸。裁判例が何を考慮要素とし、何を重視しているているのかが徹底的に分析されている。規範を丸暗記しようという読み方をするだけでは、膨大な暗記量が必要な少数説ということになってしまうので注意。
改訂第4版では、記述・図表をわかりやすくし、最新判例をフォロー、一部重要な改説がある。横組み+二色刷。
刑事訴訟法講義 第3版
著:前田雅英 池田修 版:東京大学出版会 2009.3
実務色。学説と実務の乖離が激しいのが刑事訴訟法ですが、判例寄りの立場の人は、これで悩みが無くなるでしょう。長年の構想がついに実現し一冊にまとまったという。刑事裁判を担当してきた裁判官と、大学で刑事訴訟法の講義を担当してきた学者が協働。二人の間を原稿が何度も何度も往復し、ついに完成したといいます。
判例・実務に即して書かれており、現場感覚に優れた基本書に仕上がっています。判例が何を重視して判断しているか、学説はあれこれいうけど結局実務はどのように運用されているのかが分かります。
重要判例も数多く掲載。体裁も「2色刷 + 横書き」で非常に読みやすい。条文も枠で囲って丸々引用してあるので新司法試験の択一もバッチリ。さすがは基本書の予備校本化の流れをつくった前田教授である。

8年ぶりの前面改訂、第3版。

