Archive: 5月, 2010

伊藤真試験対策講座 倒産法 著:伊藤塾/伊藤真監修

伊藤真試験対策講座 倒産法 2010.4  

 

title 一冊で破産法と民事再生法のマスター。第1部は破産法。第2部は民事再生法。第3部は倒産処理手続相互の関係を解説。

 2色刷、横書き、図表で説明、フローチャートなどはシリーズ共通。ただ、主要科目と比べると選択科目の予備校本はデキがわるい。過去問と出題パターンの蓄積がないし、予備校本を作れる人も不足しているからだ。そうはいいつつも、本書は、新試験出題箇所を明示するなど工夫が見られる。知識確認の○×問題や、具体的な答案化のヒントになる参考問題もあり、学者の書いた基本書にはない「試験対策」がある。

■■■ 2010/05/31 その他新刊法律書

新しい時代の刑事裁判―Criminal Trials in a New Era (原田國男判事退官記念論文集)

立憲平和主義と憲法理論―山内敏弘先生古稀記念論文集 著:浦田一郎 阪口二郎 只野雅人 加藤一彦 松田浩

不平等の謎―憲法のテオリアとプラクシス 著:遠藤比呂通

LEGAL QUEST 刑法総論・刑法各論 著:今井猛嘉 小林憲太郎 島田聡一郎 橋爪隆

刑法総論 (LEGAL QUEST) 2009.1

刑法各論(LEGAL QUEST) 2007.4

リーガルクエスト。

法科大学院既習者レベルへの到達を目指した有斐閣の新しい教科書シリーズ。基本概念、原理原則から解きほぐして具体的事例への適応能力(応用)の獲得までも目指す。

新・論点講義シリーズ 民法

新・論点講義シリーズ 民法総則 2008.4

著:後藤巻則 山野目章夫 版:弘文堂 2008.4

新・論点講義シリーズ 担保物権法・民事執行法 2008.6

著:小林秀之 山本浩美 版:弘文堂 2008.6

新・論点講義シリーズ 債権総論 2010.3

著:本田純一 小野秀誠

新・論点講義シリーズ 債権各論 2010.5

著:本田純一

民法総則 [新・論点講義シリーズ4] 担保物権法・民事執行法 (新論点講義シリーズ5) 新論点講義シリーズ 債権総論 新・論点講義シリーズビジュアル系。具体的な事例をもとに考えるケース・スタディ方式で基礎知識の確認と学説判例の整理。最終到達点の模範解答の書き方まで学べます。

 

 担保物権と民事執行法をセットにしたのは◎。民事執行法の要点と実務的な視点も盛り込まれ、担保権が執行される場面の理解ができる。それにによって、担保権を設定する場面の真の理解につながる。豊富な図解、2色刷で、法科大学院生はもちろんのこと、本格的に法律の勉強を始めた学部生も。

民事法1・2・3 日本評論社 全3巻 編:鎌田薫 加藤新太郎 須藤典明 中田裕康 三木浩一  大村敦志

民事法1 総則・物権 第2版 2010.4 

民事法2 担保物権・債権総論 第2版 2010.5 

民事法3 債権各論 第2版 2010.6 

 

民事法1民事法2民事法3 GodJob!

 民法と民事訴訟法の両面から光をあてる。新司法試験を意識した極めて実践的な演習書。実体法と訴訟法が有機的に関連づけられ、理論と実務の双方から検証される。民法・民事訴訟法の研究者と実務家(司法研修所教官、裁判官)の共同作業により、「設問」「解説」「問題の背景」の構成で、より深く理解ができるよう工夫。

 

独習OK!
 法科大学院で「民事法総合演習」のテキストに指定されることが想定されている本ですが、所属するロースクールで採用されてなくても大丈夫。本書は独習用にも使えるように書かれています。「独習用」を謳うだけあってこの本はひと味もふた味も違います。判例の事案と判旨を載せて、難しい問いが並んでいるだけの多くのケースブック・演習書とは一線を画する。一つの事例を、理論と実務の双方から検証していく。解説がいちいち分かりやすく丁寧で、これまで点ですぎなかった民法と民事訴訟法の論点が、線によって有機的につながります。絶賛しすぎているが、これはマジ。

 

改訂第2版、「民事訴訟法手続と設問との関連一覧」がつきました。

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刑事訴訟実務の基礎 編:前田雅英 著:青木英憲 丸山哲巳 峰ひろみ 藤井俊郎

刑事訴訟実務の基礎 2010.3 

 

『司法試験合格後の司法研修所での教育が大きな成果を生むように、最低限理解しておいてほしい知識を、最新の刑事裁判の状況をふまえ、理解しやすい形でまとめたテキスト。
 具体的事案を軸に、記録編を合わせ読みながら、15講の講義が連続性のあるものとなるよう、ストーリー性を持たせた構成。刑事裁判官,検察官、弁護士の業務を熟知した法曹三者と学者による執筆陣が、議論を重ねて練り上げた解説。』

ケースブック独占禁止法 第2版 編・著:宮井雅明 和久井理子 河谷清文 武田邦宣 中川寛子 金井貴嗣 川濱昇 泉水文雄

ケースブック独占禁止法 第2版 2010.6 

 

ケースブック独占禁止法 ロースクールのいわば国定教科書。コマ数の関係や教授によっては使用しないこともあるようですが、必携といえるでしょう。

 

『●重要判例を多数追加した充実の最新版!

 新司法試験の選択科目でもある「独占禁止法」唯一のケースブック。初版以降に出た重要判例を多数追加し、法科大学院で学ぶべき判例をすべて網羅した決定版。
 「事実」および「判旨」(公取委の判断)の重要な箇所を抜き出し、難易度に分けた設問をつけて、独占禁止法上の諸論点への理解を確認できるよう工夫。さらに、自習用として使用する際、独力で解答が導き出せるよう設問に対するガイドを掲載。
 同時刊行の同編者による『独占禁止法[第3版]』とともに使用することで、相乗的な学習効果が得られる、法科大学院生向け演習書兼判例教材。』

 

労働法(LEGAL QUEST) 著:両角道代 梶川敦子 水町勇一郎 森戸英幸

労働法 リーガルクエスト 2009.3

内容(「BOOK」データベースより)

労働法を学ぶ学生のための新スタンダード。基本事項や重要判例に加えて現代的なテーマにも触れ多角的な理解を可能にするテキスト。

内容(「MARC」データベースより)

労働法を学ぶ学生のためのテキスト。基本事項や重要判例に加えて現代的なテーマにも触れ、重要な論点については結論に至る考え方を丁寧に示す。各章ごとに判例紹介と練習問題を掲載。

知的財産法 第5版 著:田村善之

知的財産法 第4版 2010.5.24 

 

 知的財産法 田村 善之 (単行本 - 2006/5)改訂第5版。4版から約60ページ増で約600頁。

知的財産法の好評体系書の第4版が登場。学会ホープ。知的財産法のエンサイクロペディア。独自のインセンティヴ論の下、各制度の体系的意味付け・と丁寧な理由付けを心がけた記述。

プラクティス行政法 著:木村琢麿

プラクティス行政法 2010.4.30 

 

出版社からのコメント

【1】行政救済法を中心にして行政法の全体像を示す,【2】基本的かつ典型的な事例を基礎とする,【3】重要判例を網羅する,【4】伝統的な学説との関係を重視する,そして【5】民事法との比較を重視する,という5点を特色とする。さらに,基本的事項と発展的事項との叙述の区分け,重要語句の選定,誤解しやすい事柄への注意喚起など,学習者への配慮に富む。法学部生・法科大学院生必読の書。

 

 

救済法中心。総論と組織法の知識と論点も救済法からみていく。情報公開法・公物法・住民訴訟関係のエッセンスも。典型的な事例処理は完全。

詳細目次が出版社サイトにあります。→信山社

はじめての行政法 第2版 著:石川敏行 藤原静雄 大貫裕之 大久保規子 下井康史

はじめての行政法 第2版 2010.4.28 

「行政法の全体像を示した「見取り図」を片手に「わかりやすさにこだわった解説」を読み進めることができるので,あらゆる疑問が益々楽しく,より深く知りたくなります。第2版では最新の重要判例もきちんとおさえて,内容面は益々充実。基礎固めに最適の1冊。」

刑法 第3版 著:木村光江

刑法 第3版 2010.3 

 8年ぶりの前面改訂、第3版。

 総論と各論で1冊。木村先生は前田教授の弟子にあたります。学説がほぼ同じでありながら、コンパクトにまとまっているので前田刑法の高速復習用としても人気がある。

前田刑法は結果無価値ですが、結論の妥当性に重きを置いた政策説という色ももっています。判例の立場で自説をまとめている方も親近感を持てると思います。

倒産法概説 第2版 著:山本和彦 笠井正俊 沖野眞已 水元宏典 中西正

倒産法概説 第2版 2010.4 

 

 倒産法概説 (単行本) 第二版で約40頁増量。

 実務でも必須、新司法試験選択科目としても労働法に次ぐ人気の倒産法。通説を軸にバランスよく、実務にも目配り。法科大学院生、弁護士等の法律実務家、会社法務に最適。ニュー・スタンダードか。
 倒産法を構成する破産法・民事再生法・会社更生法の解説、民法をはじめとした実体法との関係(倒産実体法)を詳説した。
 具体的手続のイメージもつかめ、破産法も民事再生法もわかる。選択科目として勉強しなかった人も受験後の空白期や夏休み等の時間があるときに読んでおきたい。

立憲主義と日本国憲法 第2版 著:高橋和之

立憲主義と日本国憲法 第2版 2010.5

バランスの取れた教科書芦部憲法の後継初学者向けではない教科書として圧倒的な完成度

 

立憲主義と日本国憲法

 放送大学用のテキストがもとになってできました。ですから、初学者がいきなり読み始めてもすっと理解できる非常に良い本です。憲法の基本原理 をできる限り易しく説明することに重点が置かれており、既に勉強が進んでいる方であれば一気に最後まで読みこなせる分量です。

 

 網羅的に全論点に触れられているわけではないので、一冊で司法試験レベルをカバーするという趣旨の基本書ではありません。判例の紹介も必 要最小限度にとどまるので、判例集等で補充を。
 一読後は、日本国憲法を立憲主義の歴史的展開のなかに位置づけて理解することができるようになり、憲法は得意科目となるのではないか。そういえるほど「立憲主義」の歴史がかなりの分量をつかって書かれています。また、違憲審査基準を厳格にする要素と緩やかにする要素等が正確かつコンパクトに類型化されて整理されているところは必読です。

 

 なお、高橋先生は4人組憲法の執筆者の一人で、故芦辺先生の「憲法(岩波書店)」の改訂をされています。

 

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新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 倒産法 平成18~21年度 編:倒産法

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 倒産法 平成18~21年度 2010.4 

大学教授による解説。合格者の再現答案14通に答案構成と時間・解答に至るまでの思考過程、出題趣旨との整合性も収録。答案作成にあたってのヒントが満載。
     
主要科目に続いて選択科目編が登場。安いです!

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 労働法 平成18~21年度 編:中央大学真法会

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 労働法 平成18~21年度 2010.4 

大学教授による解説。合格者の再現答案14通に答案構成と時間・解答に至るまでの思考過程、出題趣旨との整合性も収録。答案作成にあたってのヒントが満載。
     
主要科目に続いて選択科目編が登場。

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 知的財産法 平成18~21年度 編:中央大学真法会

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 知的財産法 平成18~21年度 2010.4 

大学教授による解説。合格者の再現答案14通に答案構成と時間・解答に至るまでの思考過程、出題趣旨との整合性も収録。答案作成にあたってのヒントが満載。

 

主要科目に続いて選択科目編が登場しました。安い!

環境法の基礎 著:松村弓彦

環境法の基礎 2010.5 

公式内容説明

日本の環境法学研究の素材として、ドイツ環境法の基礎理論に焦点を当て、環境管理や環境法の原則などについて考察。日本の環境法との比較も収録する。ドイツ環境法の研究成果の集成。

 

 

 

目次

第1章 環境と環境法(環境法
環境
環境権と環境配慮義務
環境損害)
第2章 環境管理(環境法におけるリスク管理
リスク管理の方法論
リスク管理と原則論・政策手法論
役割分担)
第3章 環境法の原則(伝統的3原則
その他の論点)

ロースクール環境法 第2版 著:松村弓彦 荏原明則 石野耕也 織朱實 小賀野晶一 柳憲一郎

 ロースクール環境法 第2版 2010.4 

内容(「BOOK」データベースより)
ロースクール向け環境法の教科書。基礎論、部門法、環境行政訴訟、環境民事訴訟、先進的法制度の動向の5編で構成。基礎論ではリスクの調査・評価・管理、環境法の原則、環境保全手法等に関する主要論点を示す。部門法は新司法試験の範囲となる諸法を中心に簡明に論述し、訴訟編では環境法に特化した論点に限る。

 

新刊書につきマークしました。

民事執行・保全 著:藤田広美

民事執行・保全 20102010.4.23 

民事執行・保全大人気の「講義民事訴訟」、「解析民事訴訟」に続いて出版されました。

 

内容紹介

豊富な実務経験(裁判官・弁護士)をもとに、難しいとされる民事執行・保全の実務における解釈・運用の理論的基礎を分かりやすく解説。自ら教鞭をとる法科大学院での実践的な教材を想定し、自習での理解をうながしつつ、民事訴訟実務の全体を学ぶ際に必要な総合力を養う。法科大学院生や司法修習生のほか、若手法曹や実務担当者にも必携の書。
 

著者について

1962年生まれ。中央大学卒。裁判官を経て、現在、琉球大学法科大学院教授・弁護士(沖縄弁護士会)。

C-Book 民事訴訟法1・2 著:LEC

C-Book 1 総論・訴訟の開始・訴訟の審理 第4版 2010.4

C-Book 2 訴訟終了・多数当事者訴訟・上訴再審 第4版 2010.5

C-Book民事訴訟法C-Book民事訴訟法 LECの予備校本。司法制度改革・司法試験改革によって、最近のLECは「新」司法試験対策講座では元気がない。しかし、旧司法試験時代からのノウハウ の蓄積は健在である。新司法試験の選択科目では予備校本のデキが総じて良くないが、基本6法の完成度は変わらない。適宜挿入される図表が、複雑な民事法律 関係の理解を助ける。
 本書は、民事訴訟法の全分野について、司法試験を突破するのに必要十分な情報を網羅している。第3版からは法科大学院と新司法試験に対応して、「民事執行・保全法」や「要件事実入門」が追加された。

会社法マスター115講座 第4版 著:葉玉匡美 郡谷大輔

会社法マスター115講座 2010.5

会社法マスター115講座 大ヒット論文問題集「会社法100問」の著者による会社法講座(入門的)です。中身は、会社法の基本から応用まで、全10章15講座。1つの講座は、本文と図表の見開きで完結している。全部で300ページ程度とコンパクトなので、本文だけを読むと会社法のアウトラインがサクッと分かります。

 論点の記載はほとんどない。条文と制度を把握するための本です。苦手とする人が多い「計算」の分野も非常に分かりやすい。

 

 

見本PDF見られます

論文基本問題 民事訴訟法120選 第3版 著:新保義隆・Wセミナー

論文基本問題 民事訴訟法120選 第3版 2010.4 

 

論文基本問題120選 民事訴訟法 司法試験・公務員試験などの各種の国家試験の論文試験(記述式試験)対策のために編集された参考答案集。この本だけで典型論点の大半はつぶすことができ、基礎力養成に良い。問題数が多いので、論点の網羅性とコストパフォーマンスに優れている。典型的な問題の典型的な答え方を、統一感のある解答例でマスターする。
 体裁も良く、まず見開き2頁で問題文とシンプルかつビジュアルな解説。「1.目で見る論点」「2.論点の流れ」「3.答案作成上のアドバイス」で答案作成に必要な知識を整理。入り組んだ論点は図表を使って整理するなどの読み進めやすい工夫もある。あっさりした解説だがこれでもスタンダード100と比べると論点解説は充実している。
 ページをめくると次の見開 き2頁で参考答案。答案は、一応の建前上、新保先生が全答案を手直ししていることになっているので、答案表現や学説もある程度統一されている。
 法律学の論文答案は、科目ごとに特有の論理展開が あり独特の表現・言回しがあるので、基本事項を理解していても、いざ論文答案を書こうとすると相当難しい。そこで、この本は、典型問題を中心に国家試験に出題されそうな問題をできるだけとりいれて、受験生にとって参考となる答案を作成し、簡単な解説を付してある。事例問題と一行問題が半々くらいでやや事例問題が多い。

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労働法学習帳 第2版 著:大内伸哉

労働法学習帳 第2版 2010.4.15

労働法学習帳 労働法で押さえるべき条文と判例法理を完結に解説する。2色刷で、穴埋め問題+答え+解説という構成。暗記「赤シート」対応。社労士試験・学部試験の対策によい。

■■■ 2010/05/30 その他新刊法律書

集中講義 不動産登記法 第3版 齋藤隆夫 成文堂 2010.5
 不動産登記法では山野目先生の基本書が昨年夏にでています。不動産登記法(山野目章夫

商法概論〈2〉会社法 編:平出慶道  田澤元章 山本忠弘 青林書院 2010.4

商取引法 第6版 (法律学講座双書) 第6版 江頭憲治郎 弘文堂 2010.4

レクチャー環境法 (αブックス) 富井利安 法律文化社 2010.4

債権各論〈2〉不法行為法 第2版 前田陽一 (弘文堂NOMIKAシリーズ) 2010.3.25

C‐Book 刑法 総論・各論

C‐Book 刑法Ⅰ 総論 行為無価値 第2版 

C‐Book 刑法Ⅱ 総論 結果無価値 第2版

C-Book 刑法Ⅲ 各論 第4版

著:LEC 版:東京リーガルマインド 総論(行):2010.3 総論(結):2009.10 各論:2009.10

C-Book 刑法I 刑法総論行為無価値版C-Book 刑法Ⅱ刑法総論結果無価値版 第2版C-Book刑法Ⅲ 刑法各論 C-Bookシリーズ。行為無価値と結果無価値バージョンが用意されているのが特徴です。長期にわたって改訂されていませんでしたが、一斉に改訂されました。

論文基本問題 商法120選 第3版 著:新保義隆 Wセミナー

論文基本問題 商法120選 第3版 2010.4 

 

論文基本問題120選 司法試験・公務員試験などの各種の国家試験の論文試験(記述式試験)対策のために編集された参考答案集。この本だけで典型論点の大半はつぶすことができ、基礎力養成に良い。問題数が多いので、論点の網羅性とコストパフォーマンスに優れている。典型的な問題の典型的な答え方を、統一感のある解答例でマスターする。
 体裁も良く、まず見開き2頁で問題文とシンプルかつビジュアルな解説。「1.目で見る論点」「2.論点の流れ」「3.答案作成上のアドバイス」で答案作成に必要な知識を整理。入り組んだ論点は図表を使って整理するなどの読み進めやすい工夫もある。あっさりした解説だがこれでもスタンダード100と比べると論点解説は充実している。
 ページをめくると次の見開 き2頁で参考答案。答案は、一応の建前上、新保先生が全答案を手直ししていることになっているので、答案表現や学説もある程度統一されている。
 法律学の論文答案は、科目ごとに特有の論理展開が あり独特の表現・言回しがあるので、基本事項を理解していても、いざ論文答案を書こうとすると相当難しい。そこで、この本は、典型問題を中心に国家試験に出題されそうな問題をできるだけとりいれて、受験生にとって参考となる答案を作成し、簡単な解説を付してある。事例問題と一行問題が半々くらいでやや事例問題が多い。
 今回の改訂は、全体にわたる条文引用や表現の見直し、新判例や学説の動向にあわせた問題と答案の見直しと 解説の補充を施した。新保先生執筆の予備校本「基礎シリーズ」とも表現などの連続性がある。

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2009年7月 人気基本書・参考書ランキング

1 新司法試験論文過去問解説と合格者の答案(中央大学真法会/法学書院)公法系民事系刑事系 3490
2 行政法概説Ⅰ・Ⅱ (宇賀克也/有斐閣) 2393
3 行政法 第2版(櫻井敬子・橋本博之/弘文堂) 2316
4 民法判例百選Ⅰ総則物権第6版(有斐閣)民法判例百選Ⅱ債権第6版(有斐閣) 2282
5 試験対策講座 民法 特に総則+物権法(伊藤塾/弘文堂) 2009
6 刑事訴訟法(田口守一/弘文堂) 1278
7 事例から刑法を考える(島田聡一郎・小林憲太郎/有斐閣) 1173
8 試験対策講座刑法総論+刑法各論(伊藤塾/弘文堂) 1586
9 雑誌ハイローヤー8月号(辰巳法律研究所) 1002
10 基本講義 債権各論〈1〉〈2〉(潮見佳男/新世社) 922
11 C-Book倒産法(LEC東京リーガルマインド) 918
12 刑法(山口厚/有斐閣) 908
13 刑事訴訟法講義第3版(池田修・前田雅英/東京大学出版会) 891
14 憲法第4版(芦部信善・高橋和之/岩波書店) 747
15 憲法判例第5版(戸松秀典/有斐閣) 703
16 バーチャル会社法 第3版(木俣由美/悠々社) 419
17 新司法試験論文過去問答案パーフェクトぶんせき本 (平成20年・辰巳法律研究所) 405
18 会社法 第11版(神田秀樹/弘文堂) 374
19 C-Book民法、特にⅠ(LEC東京リーガルマインド) 362
20 試験対策講座憲法 第3版(伊藤塾・弘文堂) 330

2009年1~6月 上半期総合! 人気基本書・参考書ランキング

1 平成20年度重要判例解説(有斐閣) 3112 
2 解析民事訴訟法(藤田広美/東京大学出版会) 2219
3 憲法第4版(芦部信善・高橋和之/岩波書店) 1766
4 民法判例百選Ⅰ総則物権第6版(有斐閣) 1541
5 民法Ⅰ~Ⅳ (内田貴/東京大学出版会) 1401
6 講義民事訴訟法(藤田広美/東京大学出版会) 1277
7 民法判例百選Ⅱ債権第6版(有斐閣) 1220
8 刑法(山口厚/有斐閣) 1002
9 刑事訴訟法講義第3版(池田修・前田雅英/東京大学出版会) 974
10 事例研究行政法(曽和俊文・金子正史/日本評論社) 911
11 倒産処理法入門第3版(山本和彦/有斐閣) 866
12 株式会社法第2版(江頭憲治郎/有斐閣) 849
13 憲法判例百選Ⅰ(有斐閣) 733
14 会社法第11版(神田秀樹/弘文堂) 700
15 プラクティス民法 債権総論 (潮見佳男/信山社)659
16 基本講義 債権各論〈1〉〈2〉(潮見佳男/新世社) 573
17 行政法(櫻井敬子・橋本博之/弘文堂) ※  525
18 憲法判例第5版(戸松秀典/有斐閣) 441
19 新司法試験論文えんしゅう本 行政法(辰巳法律研究所) 412
20 講義刑法学・総論(井田良/有斐閣) 407

 


17位の「行政法(櫻井敬子・橋本博之)」は2009年7月に第2版が出ていますので最新版にリンクしています。

若干のコメント
 20位まで載せました。入学シーズンが重なったので各社から刊行されている六法がダントツ1位でしたが載せていません。7月分以降はできるだけタイムリーに更新していきたいです。

2008年12月 基本書・参考書ランキング

1 民法Ⅰ~Ⅳ (内田貴/東京大学出版会) 2685
2 基本講義 債権各論〈1〉〈2〉(潮見佳男/新世社) 2527
3 有斐閣判例六法 (青山,菅野ら(編)/有斐閣) 2107
4 Live 新司法試験刑事事実認定特訓講座 (菊地幸夫/辰巳) 1984
5 事例研究民事法 (瀬川・七戸・山本ら/日本評論社) 1715
6 民法概論1~5 (川井健/有斐閣) 1678
7 C-Book (LEC東京リーガルマインド) シリーズ中特に民法1、2 民訴1 1570
8 プラクティス民法 債権総論 (潮見佳男/信山社) 1503
9 月刊HiLawyer 2009年02月号 (辰巳法律研究所) 1482
10 刑事訴訟法 (田口守一/弘文堂) 1414

 

11位以下
担保物権法(道垣内弘人/有斐閣・1322)、講義民事訴訟法(藤田広美/東京大学出版会・1266)、試験対策講座シリーズ中で特に刑法総論・各論(伊藤真+伊藤塾/弘文堂・1175)、会社法大要(龍田節/有斐閣・1121)、刑事訴訟法(寺崎嘉博/成文堂・1070)、事例研究憲法(木下+村田ら/日本評論社・983)、民事法ⅠⅡⅢ(日本評論社・852)、事例演習民事訴訟法(遠藤賢治/有斐閣・790)、商法判例百選(有斐閣・746)、完全整理択一六法シリーズ(LEC東京リーガルマインド・701)、条文判例本シリーズ(辰巳法律研究所・627)、憲法(渋谷秀樹/有斐閣・551)、憲法(芦部信善/岩波書店・469)、家族法(二宮周平/新世社・457)

若干のコメント
数が多すぎるので表記していませんが旧司法試験の択一過去問(Wセミナー)がよく売れているようです。家族法の基本書では二宮先生の本と川井先生の概論がよく売れています。新しくなった辰巳のハイローヤーは、品薄・品切れ状態となった大学生協も多かったようです。現在は増刷されているのでネットでも普通に入手可能です。