破産法・民事再生法
著:伊藤眞 版:有斐閣 2009.6
バイブル。前著「破産法(第4補訂版)」に、民事再生法の解説を新たに加えた。タイトルも「破産法・民事再生法」とし、新司法試験の倒産法選択者の要望に応える。
倒産法分野の中核をなす二つの法律を一冊でカバーすることになったが(清算型倒産手続=破産法、再生型倒産手続=民事再生法)、なんと1000頁程度の大著になった。通読用というわけにはいかないだろうが、演習と平行してつぶしていこう。
司法試験のおすすめ基本書を中心に、参考書、過去問集、判例集、論点問題集、演習書、予備校本等を紹介。 年度別合格者使用データ、人気ランキング、改訂情報
定番基本書、おすすめ・人気の基本書が上から並んでいます。赤丸急上昇の注目の基本書も積極的に紹介しています。数は多くありませんが、予備校本(予備校系概説書)も紹介しています。
一冊で破産法と民事再生法のマスター。第1部は破産法。第2部は民事再生法。第3部は倒産処理手続相互の関係を解説。
2色刷、横書き、図表で説明、フローチャートなどはシリーズ共通。ただ、主要科目と比べると選択科目の予備校本はデキがわるい。過去問と出題パターンの蓄積がないし、予備校本を作れる人も不足しているからだ。そうはいいつつも、本書は、新試験出題箇所を明示するなど工夫が見られる。知識確認の○×問題や、具体的な答案化のヒントになる参考問題もあり、学者の書いた基本書にはない「試験対策」がある。
著:LEC 版:東京リーガルマインド 2009.3
改訂第2版。学部期末試験~新司法試験対策まで幅広く対応する。638頁で分量は多いが、知識ゼロから読める入門書としての平易さと、参考書としての詳しさと網羅性を備える。平成16年の倒産処理法関連法規の大改正に完全対応、本編を(1)破産法、(2)民事再生法、(3)会社更生法、(4)特別清算手続、(5)私的整理、(6)国際倒産に分け、必要な知識を横断的に整理した。
「問題の所在」「考え方のすじ道」「アドヴァンス」の3項目で重要論点を完全網羅する叙述スタイルはC-Bookシリーズ共通で分かり易いと評判。最終到達目標として平成19年度新司法試験上位合格者の再現答案を掲載した。
著:三谷忠之 版:成文堂 2007.1
505頁。読者の方から、メールでご推薦をいただいた。通読向きの本である。「破産法・民事再生法」(伊藤眞 著)が、分厚くなって通読困難なため。
豊富な判例の引用で実際の事件を具体的にイメージしながら民事倒産法を学ぶことができる基本書である。著者のホームページ「三谷忠之法律事務所だより」とリンクし、法令改廃・新判例が順次フォローアップされていくという常識ハズレのサポート付き。なんと、著者が成文堂に頭を下げて、価格をギリギリまで下げてもらったともいう。
著:宗田親彦 版:慶応義塾大学出版会 2008.10
調べ物に最適な破産法の体系書。著者は、辰巳でも新司法試験倒産法対策の講座をやっている、倒産法に精通した第一線の理論派弁護士かつ研究者。3版から20ページ程度増えて、642頁。