Category: 租税法
租税法分野の定番基本書・判例集・学者系演習書
ケースブック租税法 第2版
著:金子宏 佐藤英明 増井良啓 渋谷雅弘 版:弘文堂 2007.3
ロースクールの教科書・演習用教材。米国ロースクールのケースブックを参考にして作られた弘文堂のケースブックシリーズの1冊です。重要判例・文献や税制調査会の答申・報告書を素材に、設問形式を含んだ詳しいNote& Questionを付すという工夫が施されている。
法律家を志す人にとって特に重要である基礎理論、所得税、法人税、相続・贈与税の4分野をカバーし、具体的な事実に即して法の適用と判例法の形成について理解させる。判決文や素材のあとに付されている「NOTE」や、評釈・参考文献がかなり充実しているし、精選されもいる。法科大学院生の演習は当然として、実務家や研究者が最新判例とその参照文献を検索する際にも役立ちそうだ。
基礎レベルか発展レベルかを示す★印が、解説と設問の両方についている。これは様々なレベルの読者に配慮がされているといえる。弘文堂のケースブックシリーズの中では登場時点から完成度が高いのがこの租税法ケースブックで、端書きによると、金子先生が20年も前から構想を練り、下準備をされていたという。
第2版では、平成18年度新会社法対応の税法改正、そのほか多くの重要な改正および新判例・新文献を加え、さらに、教育現場の経験や読者の声をふまえて、使いやすさを追求した。
弁護士のための租税法 
著:村田守弘・加本亘 版:千倉書房 2009.7
「ビジネスローの実務において弁護士が税務の知識を持つのは必須―弁護士が理論武装するための租税法基礎の学習本。法人税、所得税、消費税の基本三法に加え、組織再編、連結納税、国際税務も網羅された」
弁護士と公認会計士・税理士の共著。現役弁護士が租税法の第一人者に問題を投げかけるというもので、読み物としても学習用としても良い。特に1章を割いて、新司法試験の過去問(平成18年~平成20年)を題材として弁護士の税務について解説している。書店でも平積みされてよく売れているようです。税法全体がスッキリまとまっていて評判がよい。



なぜそうなっているのかが書いてある本






