Category: 労働法の基本書・予備校本

定番基本書、おすすめ・人気の基本書が上から並んでいます。赤丸急上昇の注目の基本書も積極的に紹介しています。数は多くありませんが、予備校本(予備校系概説書)も紹介しています。

労働法 (法律学講座双書) 第9版

労働法 (法律学講座双書) 第9版

著:菅野和夫 版:弘文堂 2010.4

 労働法 菅野和夫 定番。800頁強。菅野先生の本は、労働法を選択する人が「とりあえずみんな持ってる」という感じ。分厚いので、簡単に通読できる量ではないですが、バイブル的価値があります。他の教材も充実してきたことも考えると試験対策としてはやや不向きかもしれません。

労働法 第3版

労働法 第3版

著:水町勇一郎 版:有斐閣 2010.3

 労働法 水町勇一郎  注目。親しみやすい事例を手がかりにして、体系的に整理してゆく。東大の講義がベースになってできた基本書です。法的思考の起点となる各条文・法理の趣旨と根拠を明らかにし、結論に至るまでの道筋が明確。

 具体例について。ケースブックに載ってる超有名事件をアレンジしている。コンビニ・アンタッチャブルで働く柴田さんは、店長の山崎さんからアルバイトをやめてくれと言われた、、、。等。法科大学院でケースブックを使う人(使ったことがある人)なら、生の事例のままのほうがなじみがあったと思うが、法学部生には親しみのある事例ということになるだろうか。

 重要判例の判断要素・考慮要素の分析は圧巻のできです。資本主義経済システムとその矛盾という歴史や経緯の中に労働問題を捉えておりなかなか深みがあります。2009年労基法、育児介護法改正に対応。

労働法概説

労働法概説

著:土田道夫 版:弘文堂 2008.4

 労働法概説 (単行本) 人気。472頁。土田先生は、弘文堂ケースブックの編者、ウォッチング労働法の著者としてメジャーですね。基本書としては、これまで「労働法概説 I」として、労働法の中心部分である個別の雇用関係法を解説した基本書として人気でしたが、「概説 II」が出ておらず買いにくい状況でした。
 今回の改訂で、概説Ⅱにあたる集団労使関係の部分を合本してリニューアル。1冊で労働法全体を概説します。労働契約法等の最新の法改正にも対応。

労働法(LEGAL QUEST) 著:両角道代 梶川敦子 水町勇一郎 森戸英幸

労働法 リーガルクエスト 2009.3

内容(「BOOK」データベースより)

労働法を学ぶ学生のための新スタンダード。基本事項や重要判例に加えて現代的なテーマにも触れ多角的な理解を可能にするテキスト。

内容(「MARC」データベースより)

労働法を学ぶ学生のためのテキスト。基本事項や重要判例に加えて現代的なテーマにも触れ、重要な論点については結論に至る考え方を丁寧に示す。各章ごとに判例紹介と練習問題を掲載。

条文から学ぶ労働法 土田道夫 山川隆一 島田陽一 小畑史子

条文から学ぶ労働法 

 

著:土田道夫 山川隆一 島田陽一 小畑史子 版:有斐閣 2011.3

 

title出版社による公式説明等

 

条文からはじめよう!「労働法」を条文から具体的に学べるテキスト。労基法,労契法を中心に重要条文を逐条で解説。重要条文に主要判例を結びつけて理解することで,条文の存在意義が見えてくる。労働関係紛争を解決するための思考力を養うために,講義はもちろん,独習用にも好適。

 

注目。労働法は覚えるべき判例が多く、判例で頭が弾けてしまいます。判例の細かい事案を知っている反面で、重要な条文がおろそかになりがち。

基本講義 労働法 (ライブラリ法学基本講義) 土田道夫

基本講義 労働法 (ライブラリ法学基本講義)  

 

著:土田道夫 版:新世社 2010.10

 

title出版社による公式説明等

実際に起こりうる89の(case)をまじえて基礎から解説。労働法がグンと身近に感じられるテキスト。

 

入門的基本書です。事案を解説していくスタイルで、図表、データも。ライブラリー法学基本講義シリーズから。

労働法 第4版

労働法 第4版

著:下井隆史 版:有斐閣 2009.4

労働法 下井隆史 労働法について、基本的かつ正確で、十分な具体性のある認識と理解を得るための最適なコンパクトテキスト。労働契約法に完全対応!均等法・パート法・労基法の改正にも対応。最新の判例を織り込み全面改訂。

労働法の世界 第8版

労働法の世界 第8版

著:中窪裕也 野田進 和田肇 版:有斐閣 2009.4

労働法の世界 創造的体系破壊。一人の労働者が企業社会の中で遭遇するさまざまな実態に即して記述して、日々変化する「労働法の世界」の実像に迫る。比較的薄いのに、複雑な労働法規の改正を明快にフォローする売れ筋教科書。
 従来の伝統的体系を創造的に破壊している(一人の人物を軸にしている)ので、非常によみやすい。つまり、学生の就職活動からはじまって、内定、賃金等の労働条件、労働組合、契約終了、再就職、引退までという労働関係の長い時系列の体系で描かれている。定評のあるロングセラーなので、改訂も2~3年毎にあり、買い安心感もある。

労働法

労働法

著:荒木尚志 版:有斐閣 2009.8

 

荒木尚志 労働法 2009.8.12新刊書。東大教授。約700頁の本格的体系書で、個別的労働関係、労働契約法、集団的労働関係法を網羅(労働市場法も)。
 「労働契約法等の労働立法の展開と労働関係の特質を踏まえた新体系による待望の書。最先端の学説状況と裁判例の的確な分析に基づき安定した解釈論を提示するとともに,今後の労働法政策をも展望。体系の骨格部分と展開的議論の2段階叙述とし,幅広い読者に応える。」

プラクティス労働法

プラクティス労働法

編:山川隆一 版:信山社 2009.11
著:皆川宏之 櫻庭涼子 桑村裕美子 原昌登 中益陽子 渡邊絹子 竹内(奥野)寿 野口彩子 石井悦子

 

プラクティス労働法  本気。信山社プラクティスシリーズ。「制度の趣旨・目的、条文の定める要件・効果をわかりやすく解説した新感覚の労働法テキスト。重要概念を具体事例<illustration>を多数用いて、正確に把握できるよう工夫。また、各章末ごとの演習用【CASE】で、知識の定着を図り、応用力を養成。さらに、第一線の実務家が解説した巻末【総合演習】により、実践的場面も想定した、信頼の執筆陣による最新型労働法教科書。」

C-Book 労働法 第2版

C-Book 労働法 第2版

著:LEC 版:東京リーガルマインド 2009.3

 C‐Book 労働法 (PROVIDENCEシリーズ) (単行本) 改訂第2版。学部期末試験~新司法試験対策まで幅広く対応する。638頁で分量は多いが、知識ゼロから読める入門書としての平易さと、参考書としての詳しさと網羅性を備える。労働基準法、労働組合法、労働契約法(平成20年3月1日施行)を解説。
 「問題の所在」「考え方のすじ道」「アドヴァンス」の3項目で重要論点を完全網羅する叙述スタイルはC-Bookシリーズ共通で分かり易いと評判。最終到達目標として平成19年度新司法試験上位合格者の再現答案を掲載した。

試験対策講座 労働法 第2版

試験対策講座 労働法 第2版

著:伊藤真・伊藤塾 版:弘文堂 2008.11

 伊藤真試験対策講座14 労働法 (伊藤真試験対策講座) (大型本) 主要科目ではもはや定番のシケタイ。他の科目同様に、フローチャート・図表の多用と2色刷で重要論点をわかりやすく解説。
 導入部で、労働法の全体像をわかりやすく示し、各論では労働基準法と労働組合法の基本を最新の法改正もふまえ丁寧に解説する。知識の確認ができる「○×問題で実力チェック」、答案の書き方が学べる「参考問題」、第1回新司法試験問題の答案例など、まったくの初学者の導入的学習、そして試験対策、相変わらずの万能っぷりである。
 ただし、基本六法に比べると、情報・ノウハウの蓄積が予備校にはないので、デキが悪い印象がある。代表的な基本書の文章を切り貼りしているだけなので、「現代版基本書」などとは、とても言えない。

労働契約の理論と実務

労働契約の理論と実務

著: 野川忍・山川隆一 版:中央経済社 2009.2

労働契約の理論と実務「労働契約の基本理念を明らかにするとともに、労使関係における諸問題の解決を実践的に解説。平成20年12月労基法改正をフォロー。」

詳説労働契約法

詳説労働契約法

著:荒木尚志 菅野和夫 山川隆一 版:弘文堂 2008.12

詳説労働契約法 「労働契約法」の立法に携わった3教授が詳しく解説する。労働契約法制定の意義、経緯、条文の意味、趣旨、内容、今後の課題まで。312頁。

労働法の争点 第3版

労働法の争点 第3版

著:角田邦重 毛塚勝利 浅倉むつ子 版:有斐閣 2004.12

 労働法の争点 (法律学の争点シリーズ (7)) (単行本) ジュリスト増刊。重要改正や判例の動き、そして、労働審判制度導入といった司法制度改革をめぐる最新動向を踏まえながら、激動の労働法を取り巻く最新論点を豪華執筆陣が詳細に解説。法科大学院生のうち、新司法試験で労働法を選択するなら必読でしょう。