Category: 民訴
[ 新着順 ] 民事訴訟法分野の全ての本が新しい順に並んでいます。人気、おすすめ、注目の本は下位の細分化されたカテゴリー(ex. ○○法の基本書、○○法の論文対策…)で紹介しています。
ケースで学ぶ民事訴訟法 新版
著:小林秀之 版:日本評論社 2005.2
解説が充実した演習書、独学OK。多くの読者の支持を得て版を重ねた『ケーススタディ民事訴訟法』に、最新重要判例を題材にした事例問題を加えて全面改訂。
体系重視か判例中心か…。両者のメリットを兼ね備えたこの本が受験生のために基本書と判例集をつなぐ。
伊藤真の判例シリーズ 民事訴訟法
著:伊藤真・伊藤塾 版:弘文堂 2009.1
厳選された重要判例90の読み方・学び方を、伊藤メソッドを駆使して伝授。各判例は、論点と結論、事実、裁判の経緯、判決の流れ、学習のポイント、判決要旨、伊藤真のワンポイント・レッスンの順にわかりやすく解説。試験に役立つ学習書に徹した判例ガイドの誕生。
基本判例 民事訴訟法 第2版
著:上原敏夫・山本和彦・池田辰夫 版:有斐閣 2009.8
有斐閣Sシリーズ(民事訴訟法)の執筆陣が精選した判例集。250件(初版)+30件(第2版)
判例そのものの主要部分を可能な限り豊富に紹介。判旨の重要部分がはじめから太字で示してある。事実のまとめや図解はもちろん、参照条文・用語解説を脚注に掲載するなど、豊富な情報をコンパクトな一冊に収録。
有斐閣Sシリーズと同じサイズで小さく持ち運びにはいいですが、解説がありません。百選解説は不要だという(方法論としての)見解に立つ場合でも、民訴だけは例外。学部の授業などで特に指定されないかぎり司法試験用としてはメインになりえない。
伊藤真試験対策講座 民事訴訟法 第3版 
著:伊藤塾・伊藤真 版:弘文堂 2010.1
受験界カリスマ講師の著、シケタイと呼ばれる。伊藤塾の講座テキストを一般書籍にしたもので、業界ベストセラーである。基本概念、重要判例、本試験過去 問等、重要ポイントにメリハリをつけて独習できるテキストで、混乱しがちなところを優しく語りかけるような仕掛けもあるので、始めて法律の勉強をする方で も読みこなせる内容。
フローチャートによる論点解説、図表の多用、横書き2色刷で、民事訴訟法のほとんどの重要論点をわかりやすく解説してある。司法試験本番の問題を意識した構成になっているため、勉強の初期からメリハリをつけて学習することができる。
伊藤真 論点別ステップアップシリーズ 第2版
著:伊藤真・伊藤塾 版:2005.6
改訂、法改正に対応。図表・イラストの多用と2色刷で「民事訴訟法の基本」を論点ごとに解説。膨大な情報量の中から、基本的な概念や論点をしっかり身につけるためのメリハリづけなど、法律学習の最重要ポイントをおさえた独習用。
抽象的な議論も一読了解でスルスルと頭に入ってきます。苦手克服には基礎を見直すこと。
デバイスネオ 民事訴訟法
著:新保義隆・Wセミナー 版:早稲田経営出版 2009.7
Wセミナーの予備校本。 そもそも「デバイス」は、旧司法試験時代の2年合格システムで有名だった基礎講座のテキストで、合格者のサブノートを材料にして作られたものです。それが一般書籍化され、やがて小型化され(コンパクトデバイス)、このたび、再度B5版にサイズアップされました。
新保先生の執筆された他の参考書との融合も図られ、最新重要判例を補充し、巻末にはシケタイやC-bookと同様に論証例を掲載した。コンパクトデバイスとの比較で、サイズが大きくなった分だけ書込スペースが増えた。論証例が後ろにまとめられたことも相まって読みやすいものになった。ロースクール入試・学部期末試験・公務員試験対策の参考書としても使われている人気のシリーズです。
新司法試験論文 趣旨・規範ハンドブック 民事系 改訂版 
著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2009.10
全3冊。合格答案を作成するために要求される知識をコンパクトにまとめた本。重要論点についてのミニマムな規範と、その規範が導かれる理由を制度趣旨・立法趣旨から論証する。先に出版されていた「論点ハンドブック」とのコンビネーションでの「最強」を謳う。
体系的な目次はあるものの、事案や問題の所在などはほとんど書かれていない。したがって、この本だけを頭から読み始めても得るものは少なく、そのような使い方をするべきではない。論点の位置づけが既に頭に入っている人がまとめやチェックとして使うか、講義、演習、答練などの予復習を通じて書込をしていき自分だけのサブノートに仕上げていく、そのような使い方をすれば「最強」にもなるだろう。
論文基礎力養成講座 民事訴訟法
著:柴田孝之 版:日本実業出版社 2007.3
S式柴田の司法試験機械的合格法。他の科目でも講評であった論文基礎力養成講座の民事訴訟法編。法律論文の書き方さえもわからないという人の処方箋となろう。
新論文過去問 (旧司法試験過去問 平成19年度版)
著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2007.11
昭和38年度から平成19年度までの論文本試験に出題された問題、解説及び答案集です(旧司法試験)。
過去問は、司法試験において要求される事項の枠(範囲・程度)がどのようなものであるかを知る上で極めて適切な資料となる。また、本試験の問題は、過去に出題された内容の繰り返しが多く、過去問を十分に分析しておけば、出題の形式や事例を変えて出題されたとしても、慌てることなく必ず他より抜きん出た答案を書くことができるだろう。
年度別ではなく、体系別に編集してあるので。基本書と併行して過去問を検討しやすく、どのような事項が、どの程度、本試験で問われているか、また、どの分野が繰り返し出題されているかを認識することができる。
新司法試験論文えんしゅう本 民事訴訟法
著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2008.7
刷新。書名に「新司法試験」を冠した。インプットとアウトプットを同時に行うという「IO事例本」の後継「えんしゅう本」をさらに改良。問題数は基礎作りにちょうど良い量。流れよく高速に回せるのが良い。論点ブロックを暗記する勉強法がどうも不向きだという人は試してみるといい。
新司法試験の超長文事例問題対策というものではなく、重要・典型論点を扱った論文問題集であり、いわば旧司法試験タイプの問題集である。ロースクール定期試験、学部試験、公務員試験、ロースクール入試、旧司法試験などには十分なパフォーマンスである。「合格者の目」「ワンポイント・アドバイス」なども充実。
論文合格答案集スタンダード100民訴法 2010年版 
著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2009.10
合格者が制限時間内に書き上げた現実的な答案をたたき台にして、答案ファイル集にまとめたのがこのシリーズ。旧司法試験論文過去問の重要問題、新司法試験の過去問および今後出題の予想される論点を含む問題で構成される。問題数は130前後あり、版を重ねるごとに充実してきた。
見開きで短期合格者による参考等案を掲載。合格レベルにある受験生が実際に1時間で書ける合格答案のレベルを肌で感じることができる。かつて一世を風靡した井藤公量弁護士提唱のP&C方式にも沿う内容。論文基本問題120選と比べると答案のデキがよいものが多い。答案作成上の注意点や書き方のコツにフォーカスしたコメントが特徴だが、論点、学説、判例についての解説は「無い」といってよいほど簡素。
今回の改訂から第○版というのをやめて2010年版と称するようになった。毎年アップデートしていくということだろう。
司法試験 判例で書く民事訴訟法
著:板橋喜彦 版:早稲田経営出版 2004.4
出題が予想される演習問題50問を収録。徹頭徹尾、判例を自説として答案が書かれている。解説や注釈も鋭くてうならされる。巻末付録に要点整理カードがついてくる。これは単なる論証カードや論点ブロックの類ではない。民事訴訟法の全範囲をわずか1時間で見直せるという優れもの。
第2版で10問追、旧司法試験、法科大学院の既修者試験、新司法試験の全フィールドで使える1冊だ。
新司法試験短答過去問パーフェクト 民事訴訟法 
著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2009.12
新司法試験に出題された択一過去問を完全収録し、解説を加えている。辰巳の択一過去問の解説は従来から定評がある。試験直後に集めている再現データは最大規模で、随一といってよい。それを活かした正答率データが載せられている。
主要な基本書該当箇所のほかに「条文判例本」の該当ページも載っているので、利用者にはうれしい。辰巳の過去問は、問題と解答がページの表裏になっているので、普通に解いて、普通に解答を見るという使い方をするならこちらでしょう。全7冊18,060円。
新司法試験体系別短答式過去問集 
著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2009.9
Wセミナーの択一過去問集で、「サンプル問題」で出題されたものから、最新のものまで掲載。7科目で4分冊、2色刷の解説、全問について難易度を4段階で示す。全4冊そろえると、12,810円になる。
肢別本 民事訴訟法 平成21年版 
著:辰巳法律研究所 版:辰已法律研究所 2008.9
旧司法試験時代から毎年1万部を売り上げる人気シリーズで、 「あしべつぼん」と読む。
司法試験択一式試験問題を、選択肢毎にバラして、一問一答の○×形式問題集に再編成したもので、細切れ時間のインプットや、直前期のラストスパート・総仕上げのチェックに使う人が多い。もちろん、直前期にあらずとも基本書やテキストを読みながら同時並行的に本書を用いて問題演習することで、メリハリの効いたインプットができる。ロースクール在籍中は、予復習や課題に追われるため、本書で賢く択一対策をやりたいところだ。
肢別本が人気の理由は、勉強しやすい体系順の配列であること。解説がコンパクトでありながら正確であること。参照文献情報が定番基本書とリンクしていること。持ち運びしやすいB6サイズなこと等。
他の予備校から競合商品も出ているが、参考文献が予備校本だけだったり、問題数が少なかったり、間違いの選択肢をすべて正しく言い換えていたりと欠点が多い。
完全整理択一六法 民事訴訟法 2010年版 
著:LEC 版:東京リーガルマインド 2009.9
カンタクなどと略して呼ばれることもある。図表を交えつつ、横書き2色刷で整理する。逐条式、百選判例、趣旨等の解説などを含む。新司法試験の択一過去問情報が網羅されている。
2010年版からは、待望の民訴法、刑訴法、行政法もシリーズに加わった。辰巳の条文判例本がノーマークとしたプレテスト出題知識を、本書がフォローしている点は特記しなければならない。ただし、同シリーズの憲法や民法ほど洗練されていない印象をうける。早くから登場し、版を重ねて改良されている条文判例本に一日の長があるというべきだろう。
民事訴訟法 伊藤真の条文シリーズ
著:伊藤真 伊藤塾 版:弘文堂 2006.9
試験対策講座をコンパクトにした感じの逐条式択一六法です。条文、意義、趣旨、判例、学説を網羅。従来の入門六法シリーズの新バージョン、「条文シリーズ」の民訴編。
新多肢択一式問題集 民訴法 第2版
著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2008.12
過去問が充実してきたので、新作問題集の優先度は下がった。苦手科目、苦手分野、苦手な形式の演習に使う限度か。
新司法試験向けの択一問題集のなかでは、コストパフォーマンス(問題単価)は最大と思われる。当初3法系で分冊されていたが、7科目7分冊である。絶対的な問題数が不足していた新司法試験黎明期は利用者が多かった。しかし、新司法試験がすでに3回実施されたことで、「当然に検討しておくべき」とされる過去問の分量が増えた。今はもう、問題集まで手が回る人はほとんどいないのではないだろうか。
よくわかる民事裁判- 平凡吉(たいらぼんきち)訴訟日記 - 第2版補訂版
著:山本和彦 版:有斐閣 2008.8
物語仕立て。民訴の基本書は面白くない。基本書の記述を切り貼りして整理した予備校本はもっと面白くない。その乾いた世界は「眠素」とも言われるほどである。この本には、訴訟に巻き込まれていく当事者や専門家(弁護士・裁判官)の心理までもが描かれているので、民事訴訟の世界が色鮮やかで具体的なイメージを伴ったものになるだろう。
~ある男性が荷物の整理をしていると、祖父(平凡吉)が書き残した一冊の「訴訟日記」なるものを発見する。その訴訟日記にそって物語が進行していくことになる。法律の素人である祖父が、借家の大家さんから立退きを迫られ、やがて訴訟に巻き込まれていく。大家さんと裁判外での紛争、訴状が届き、弁護士に相談、和解の試み、争点整理手続き、訴訟の流れ、判決を下す裁判官、そして…
コメディー調で、最後まで飽きずに読むことができる。この本で民事訴訟手続きの大枠を身につければ、後々細かい知識の吸収率が違ってくるはずだ。入門書としてはずばりこれをオススメする。労せず手続の全貌をつかむことができ、同時に基礎知識も得られる。山本先生が書かれているので、内容への信頼も置ける。司法試験の勉強として民事訴訟を学ぶ人だけではなく、一般市民の方、法律の勉強でも始めてみようかという方、法学部を目指す高校生にもおすすめする。
近年の司法制度改革をうけて改訂された第2版(2008.8補訂)。
民事裁判入門 第3版
著:中野貞一郎 版:有斐閣 2010.4
いきなり予備校本から入るよりも、分かり易い。上の平凡吉訴訟日記よりも本格的なもので、こちらも定評のある入門書だ。具体的なケースを通して問題を十分に理解できるよう配慮されているので、動的な学習ができる。法科大学院での教育に備えて、要件事実論 に即した学習ができるよう配慮された格好の一冊。判例百選の事件番号リンクもあり、発展学習への橋渡しにも配慮してある。
民事手続法入門(有斐閣アルマ・ベーシック) 第3版
著:佐藤鉄男・和田吉弘・日比野泰久・川嶋四郎・松村和德 版:有斐閣 2009.3
民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・破産法・民事再生法・家事調停・家事審判・ADRなど、民事手続法分野のすべてを1冊(300頁)で鳥瞰。
民事訴訟法Visual Materials 
著:池田辰夫 長谷部由起子 安西明子勅使川原和彦 版:有斐閣 2010.3
身近で興味深いストーリーと、それに関連する裁判書式や統計データ等のMaterialを手がかりに民事訴訟手続をわかりやすく解説。手続上のルールと実務の運用が具体的なイメージから理解できる。168頁
司法試験 かけこみ両訴 新版 (平成16年改正対応)
著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2005.3
民訴・刑訴の答案構成サブノート。問題提起、反対説、自説論証といった答案の構成部分を、それぞれ重要キーワードを含んだ文章に圧縮して、その文章が答案のどの構成部分なのかを記号で一目でわかるようにしてある。必要最小限にして十分なエッセンス、キーワードだけを記してある。論文前期に、高速な知識チェックと記憶喚起を可能にします。
そもそも旧司法試験用のツールである。新司法試験では民事訴訟法・刑事訴訟法が手つかずのまま論文試験に突入するという事態が想定できない。しかし、合格者作成のサブノートがたたき台になっている良い本で、使い方はいろいろあるだろう。




