Category: 民法

[ 新着順 ] 民法分野の全ての本が新しい順に並んでいます。人気、おすすめ、注目の本は下位の細分化されたカテゴリー(ex. ○○法の基本書、○○法の論文対策…)で紹介しています。

基本講義 債権各論1・2

基本講義 債権各論1 契約法・事務管理・不当利得 第2版

基本講義 債権各論2 不法行為 第2版

 

著:潮見佳男 版:新世社 1:2009.12 2:2009.10
読みやすくかつ整理されている初学者から上級者まで使える学生向け教科書コンパクト&クリア要件事実不法行為の本です文句なしわかりやすい

基本講義 債権各論1 契約法・事務管理・不当利得基本講義 債権各論2 不法行為 StrongBuy!錯綜する判例理論・通説・最新の議論がすっきりコンパクトに整理されており、要件事実の整理も秀逸である。2冊とも旧司法試験経験者の痒いところに手が届く仕上がりになっていると言って良い。論点がなぜ論点として論じられるのかという議論の前提や歴史的背景にもふれるため脳にこびりつくようである。上のプラクティスのようにハイレベルではなく、「ですます調」で書かれており非情に親しみやすいのも特調。不当利得については、不当利得類型論で解説、不法行為は、従来型通説を基軸としつつも保護範囲説による説明が詳しい。従来の伝統的通説である不当利得衡平説や不法行為相当因果関係説もはや支持者を失い、裁判実務においても新説が浸透しつつある状況で、司法試験予備校だけがいつまで経っても旧説で教えている。旧来の立場では結論の妥当性が保たれない事案に遭遇した際に、緻密な分析が示せればライバルに差を付けることができるはずだ。
 

不法行為法Ⅰ 第2版(法律学の森シリーズ)(2009.9) 

不法行為法Ⅱ 第2版 (法律学の森シリーズ)(2011.2.25)
不法行為をより深く学ばれる方むけです。

第2版からⅠ・Ⅱ・Ⅲの3分冊になります。Ⅲ巻も続刊予定。

内田貴 民法1・2・3・4 全4巻

民法1 総則・物権総論 第4版

民法2 債権各論 第3版 

民法3 債権総論・担保物権 第3版

民法4 親族相続 補訂版

著:内田貴 版:東京大学出版会 1:2008.4 2:2011.2 3:2005.9 4:2004.3
結構改訂されてる民法2は注意民法が苦手な人は教育的配慮(体系の組み替えと判例への焦点重点的な理解にやっぱり定番最高!教科書らしくない良書

内田民法1内田民法2内田民法3内田民法4 スタンダード。旧司法試験論文問題で、内田民法の1項目の表題そのままが出題されたりしたので、それ以降一気に普及。いまや受験界の最大多数派。
 人気の秘密は、東大法学部のカリキュラムにあわせ、教育的な配慮からあえて民法のパンデクテン体系を崩したところにある。まさに、教えるため、学ぶための教科書であり従来の体系書や概説書とは一線を画する仕上がりである。最初のページから順に読み進めていくことが想定されており、つまみ食い的な参照ではその効用を得られない。読み手の学習効果を考えた事例を中心に基本から発展へという叙述スタイルは秀逸である。  受験界通説ではあるが、学会通説ではない独自説の記述も散見される。調べるための基本書ではなく、順に読み進めて力を養う基本書といえるだろう。  法人法制の改革をうけて、一巻が改訂されとなる。

川井健 民法概論1~5

民法概論1 民法総則 第3版

民法概論2 物権 第2版

民法概論3 債権総論 第2版補訂版

民法概論4 債権各論 補訂版 

民法概論5 親族相続

著:川井健 版:有斐閣 1:2008.3 2:2005.10 3:2009.4 4:2010.12 5:2007.4
オーソドックスな体系書民法基本書の最高峰大学者なのに難しくない民法の国定教科書芸実的シンプル

 故我妻先生の系譜を継ぐ最後の弟子たる川井先生が、伝統的通説の立場からまとめた体系書。教育的配慮から民法のパンデクテン体系をあえて崩した内田民法・大村基本民法とは異なる。むしろ、民法を一通り学んだ者とすれば、パンデクテンゆえに参照する文献としての検索性に優れているのだ。
 川井先生の民法概論は、実務を支配する我妻説由来の判例通説を、平易で簡潔な叙述スタイルによりまとめ上げたもの。文章が非常に上手でほんとうに読みやすいうえに、抽象論で終わらせずに具体例を豊富に取り上げてもいる。図解、チャート、2色刷等とは無縁であるものの、以上のようなことから修習生・実務家の間でも人気がある。晴れて修習生になると我妻民法講義を読めと言われるが、本書を買う人も多い。依頼者の前では、カラフルなシケタイを広げられません(^_^;)

民法基本判例集 第3版

民法基本判例集 第3版 

 

著:遠藤浩 川井健(編集) 版:勁草書房 2010.12

 

title出版社による公式説明等

 

ダットサン民法に対応した判例学習の決定版。民法全編の重要判例を収録し、事実と判旨のみでコンパクトに解説。6件の判例を追加。

担保物権法 第3版 山川一陽 弘文堂

担保物権法 第3版 

 

著:山川一陽 版:弘文堂 2011.1.30

 

title出版社による公式説明等

 

平成15年の民法・民執法改正後の議論・運用を反映した最新版。平成15年の民法・民執法改正後の新たな制度についての議論・運用を反映すると共に新判例も充実の改訂。

新司法試験 条文判例本 民法 1・2 2分冊

新司法試験 条文判例本 民法1巻 平成22年版 (シリーズ中の3)

新司法試験 条文判例本 民法2巻 平成22年版 (シリーズ中の4)

 

著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2010.8

 

新司法試験条文・判例本新司法試験条文・判例本 辰巳法律研究所の新司法試験択一試験対策、択一六法。2年目の今年は、ワンサイズ小さくなり(B6サイズ)、2色刷に変更された。 最新の法改正、重要判例、重要論点を完全フォロー。直前期の択一対策に有用であることはもちろん、論文試験にも利用したい。
 メリハリづけの更なる工夫。過去に出題したことがすぐにわかる出たマークと、次回の出題が強く予想される出るマークがついた。

 

民法の条文判例本は、要件事に、効果毎に項目だててある。そして、要件毎、効果毎に、論点知識や過去問出題知識が整理されていて良い。ブロックダイアグラムによる要件事実の整理まである。辰巳では、合格水準のあるいは合格間近のロー生受験生が働いているので、ニーズ把握ができており良い本ができる地合が整っている。

成川式 マトリックス六法 民法

成川式 マトリックス六法 民法 

 

著:成川豊彦 版:PHP研究所 2010.9

 

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情報量膨大。

旧司法試験時代からの「なりたん」「なりたく」「成川式択一六法」などの新しいバージョン。択一過去問に出題された選択肢の知識まで書かれてある。正誤問題の誤りの知識が、「~が~というのは誤り」等と書いてある。過去問で問われた条文知識や判例知識だけではなく、過去問で出題された事例へのあてはめまで網羅的に書いてある。これはつまり、条文の趣旨や基本判例の知識から演繹するトレーニングが想定されておらず、過剰なまとめ本といえるだろう。

 

ズレ。

択一試験が3科目から7科目に増え、旧司法試と比べると要求される知識のレベルと広さが変わっている。旧司法試験時代からの蓄積知を廃刊にするには惜しいものの、情報量が多すぎるこの本のニーズがどの程度あるかわからない。

 

 

 

出版社による公式説明等

民法を逐条式に、条文、趣旨、要件・効果、問題点の順で解説。「成川式」マトリックス(図表)を多数使用した、わかりやすい表現。出題される範囲として、 優先順位の高いものと低いものを峻別。新司法試験と旧司法試験の択一式(短答式)試験の過去問をすべて分析。論点を明確にして、新司法試験・予備試験の論 文式試験にも役立つ内容。

司法試験 完全整理択一六法 民法 2011年版 LEC

司法試験 完全整理択一六法 民法 2011年版 

 

著:LEC東京リーガルマインド 2010.9

 

title出版社による公式説明等

徹底した判例と条文の理解・記憶のために!逐条型受験用六法「完択」シリーズ。2011年版民法です! 平成22年上半期までの重要判例の掲載と法改正を反映。受験用六法の用途のほかに、短答式試験で必要な条文・判例・過去問といった情報を、図表・判例索引などを用い、みやすく整理することで、効率的な受験勉強を可能としました。重要基本論点のポイント解説や全体構造の把握を盛り込み、全体的に大胆なメリハリを付け、効率的な学習ができるように工夫しています。また2010年度本試験結果を分析して、2011年度の出題範囲を予測するなど、より新司法試験受験者のニーズに沿った内容になっています。 司法試験のみならず他資格受験生にも、わかりにくい民法を攻略する第1歩としておすすめします。

わかりやすい項目立て・図表で、短答式試験合格に必要な情報を完全整理。新司法試験過去問・判例情報が一目瞭然。巻末に借地借家法を収録。百選(民法・家族法)・一般法人法に完全対応。

新司法試験体系別短答式過去問集2 民事系1 民法 2011年版 Wセミナー

新司法試験体系別短答式過去問集2 民事系1 民法 2011年版 

 

著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2010.10

 

title出版社による公式説明等

サンプル問題・プレテスト・平成18~22年の本試験問題を体系別に収録。

 

全過去問を体系順に並べ替えてあります

(全過去問を年度別に編集したものもWセミナーからでています)

司法試験短答六法3 民事系・民法 2011年版 Wセミナー

司法試験短答六法3 民事系・民法 2011年版 

 

著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2010.9

 

title出版社による公式説明等

百選・重判から平成22年の最新判例まで完全フォロー。新旧司法試験の過去問情報を掲載。要件事実についても徹底解説。

債権総論 著:中田裕康 岩波書店

債権総論

 

著:中田裕康 版:岩波書店 2008.2

 

債権総論出版社による公式説明等

判例・学説の現在の水準はもちろん、先端的に実務や国際的動向、現在進められている債権法改正の動きをも視野に入れ、変革期の債権法の姿を描き出す。抽象 的でむずかしいといわれる債権総論の理解を容易にするため、標準的な説明のほか、基礎的解説と進んだ問題の検討を区分して叙述。

 

注目。2008年既刊書。

リーガルクエスト(LEGAL QUEST) 民法1総則・2 物権・6親族相続

民法1総則 (LEGAL QUEST) 

著:佐久間毅 石田剛 山下純司 原田昌和 2010.11.1

民法2 物権 (LEGAL QUEST 

著:石田剛 武川幸嗣 占部洋之 田寛貴 秋山靖浩 2010.5

民法6 親族・相続 (LEGAL QUEST) 

著:前田陽一 本山敦 浦野由紀子 2010.10.16

 

リーガルクエスト 民法1リーガルクエスト 民法2リーガルクエスト 民法6出版社による公式説明等

『民法を学ぼうとする学生向けの教科書。基本的な事項の解説や重要判例(別枠で原文引用)の紹介に加え,コラムなど,多角的な理解ができるよう工夫した。章末の練習問題で,学習内容の確認をすることも可能。民法の物権全分野の基本を的確に学べる信頼のテキスト。』

 

リーガルクエスト。法科大学院既習者レベルへの到達を目指した有斐閣の新しい教科書シリーズ。基本概念、原理原則から解きほぐして具体的事例への適応能力(応用)の獲得までも目指す。会社法の評判がかなりよい。

担保物権法(民法体系) 石田穣 信山社

担保物権法 

 

著:石田穣 版:信山社 2010.10.30

 

title出版社による公式説明等

機能優先・法技術先行の担保法を総ざらう。
解釈論の出発点となる基本的問題について判例学説を中心に根本的分析・検討するという方針に貫かれた論文的体系書。まず、抵当権・譲渡担保権・所有権留保など担保物権法を巡る諸問題につき、今まで見過ごされてきた問題を指摘した。

 

その上で、比較法、民法制定過程の議論、条文や論理の整合性、結論の妥当性といった観点から解釈論を洗いなおす。物権法とのかかわりで担保物権法論の問題点とその方向を刮目する。

 

大著、840頁。民法体系というシリーズとしては2冊目。

担保物権法 第2版 (法学叢書) 高橋眞 成文堂

担保物権法 第2版 (法学叢書) 高橋眞 成文堂 

 

著:高橋眞 版:成文堂  2010.7

 

title出版社による公式説明等

判例や法律が大きく変容する現在、担保法に内在する論理を自らのものにしてこそ、新たな問題に立ち向かうことができる。本書は、担保物権法の諸制度の目的や諸概念の内容に立ち返り、「なぜそのように考えるべきか」を確かめながら丁寧に解説する。

伊藤塾試験対策問題集 短答 民法

伊藤塾試験対策問題集 短答 民法 2010.8  

 

title出版社による公式説明等

短答式試験合格に必須の基本的知識がこの1冊で体系的に修得できるシケタイの実践篇問題集。伊藤塾オリジナル問題から厳選した正答率の高い良問を繰り返し解き、完璧にマスターすれば、知識の穴がなくせる。本試験の問題形式に慣れ、あわせて解答のリズムを作る訓練に最適。

 

評価

過去問制覇の次に

判例プラクティス民法 1・2・3 編:松本恒雄 潮見佳男

判例プラクティス民法1 編:松本恒雄 潮見佳男 2010.4  

判例プラクティス民法2 編:松本恒雄 潮見佳男 2010.7  

判例プラクティス民法3 編:松本恒雄 潮見佳男 2010.9  

 

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伊藤塾試験対策問題集 論文3 民法

伊藤塾試験対策問題集 論文 民法 2010.7  

 

title新司法試験対応型の論文問題集第三弾。オリジナル問題46問、ケース24問。

解説部分で、訴訟物、請求原因、抗弁、再抗弁に分けた要件事実整理表がついている。

民法総則 第8版(法律学講座双書) 著:四宮和夫 能見善久

民法総則 第8版 (法律学講座双書)  2010.4.28  

 

title  一般法人法の成立および民法典の法人関連規定の改正に完全対応。意思表示、時効等を中心に解説をより充実させた基本書の最新版。

 

 民法総則の最高水準「四宮総則」を、愛弟子の能美先生が手直しし続けられています。図解や初心者向けのかみ砕いた説明などは無縁です。

新・論点講義シリーズ 民法

新・論点講義シリーズ 民法総則 2008.4

著:後藤巻則 山野目章夫 版:弘文堂 2008.4

新・論点講義シリーズ 担保物権法・民事執行法 2008.6

著:小林秀之 山本浩美 版:弘文堂 2008.6

新・論点講義シリーズ 債権総論 2010.3

著:本田純一 小野秀誠

新・論点講義シリーズ 債権各論 2010.5

著:本田純一

民法総則 [新・論点講義シリーズ4] 担保物権法・民事執行法 (新論点講義シリーズ5) 新論点講義シリーズ 債権総論 新・論点講義シリーズビジュアル系。具体的な事例をもとに考えるケース・スタディ方式で基礎知識の確認と学説判例の整理。最終到達点の模範解答の書き方まで学べます。

 

 担保物権と民事執行法をセットにしたのは◎。民事執行法の要点と実務的な視点も盛り込まれ、担保権が執行される場面の理解ができる。それにによって、担保権を設定する場面の真の理解につながる。豊富な図解、2色刷で、法科大学院生はもちろんのこと、本格的に法律の勉強を始めた学部生も。

民事法1・2・3 日本評論社 全3巻 編:鎌田薫 加藤新太郎 須藤典明 中田裕康 三木浩一  大村敦志

民事法1 総則・物権 第2版 2010.4 

民事法2 担保物権・債権総論 第2版 2010.5 

民事法3 債権各論 第2版 2010.6 

 

民事法1民事法2民事法3 GodJob!

 民法と民事訴訟法の両面から光をあてる。新司法試験を意識した極めて実践的な演習書。実体法と訴訟法が有機的に関連づけられ、理論と実務の双方から検証される。民法・民事訴訟法の研究者と実務家(司法研修所教官、裁判官)の共同作業により、「設問」「解説」「問題の背景」の構成で、より深く理解ができるよう工夫。

 

独習OK!
 法科大学院で「民事法総合演習」のテキストに指定されることが想定されている本ですが、所属するロースクールで採用されてなくても大丈夫。本書は独習用にも使えるように書かれています。「独習用」を謳うだけあってこの本はひと味もふた味も違います。判例の事案と判旨を載せて、難しい問いが並んでいるだけの多くのケースブック・演習書とは一線を画する。一つの事例を、理論と実務の双方から検証していく。解説がいちいち分かりやすく丁寧で、これまで点ですぎなかった民法と民事訴訟法の論点が、線によって有機的につながります。絶賛しすぎているが、これはマジ。

 

改訂第2版、「民事訴訟法手続と設問との関連一覧」がつきました。

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事例研究民事法

事例研究民事法

編著:瀬川信久 七戸克彦 小林量 山本和彦 山田文 永石一郎 亀井尚也 版:日本評論社 2008.10

事例研究民事法 爆発的ヒット「事例研究行政法」「事例研究憲法」につづくシリーズ第3弾。

 

 完全に新司法試験スタイルの民法・商法・民事訴訟法を横断的に扱う長文事例問題集。実務家・研究者の度重なる共同作業で練り上げた事例問題と丁寧な解説で構成される。当事者の視点で問う豊富な事例・資料から問題発見能力・問題解決能力が身に付く。

 

 (第1部・民事法の基礎)未成年者の締結した売買契約、委任状等を濫用した土地所有権移転登記、なりすましによる登記移転ほか。

 

(第2部・民事法の展開)先代のした土地取引、亡夫の兄からの土地建物明渡請求、ゲームセンター建築工事の請負代金請求事件ほか。

 

(第3部・練習問題)土地の二重売買、中古車販売事務所の敷地の明渡請求、賃借土地の擁壁の亀裂修復ほか。

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案(民事系)

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案(民事系)

著:中央大学真法会 版:法学書院 2009.6.22

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 平成18~20年(第1~3回)新司法試験の過去問集です。今までの資料をファイリングしている方はわざわざ買う必要はないと思います。過去問分析をこれから始める方にはまとまっていて便利ですね。合格者答案付きで1680円なので安い。

新司法試験短答式体系別問題集 民事系

新司法試験短答式体系別問題集 民事系

著:中央大学真法会 版:法学書院 2009.10

新司法試験短答式体系別問題集民事系 平成18~21年(第1~4回)の新司法試験本試験問題・プレテスト問題全問収録した択一過去問集。従来は見開き2頁で、左に問題、右に解答というスタイルだったのでどんどん読み進められた。問題数が増えた今回からは問題編と解説編の2分冊に変更されたのが少し残念。
 机が狭い人でもブックスタンドを活用するなどすれば、問題→即解説という高速回転が引き続き可能である。3法系をそろえても9,870円と格安である。

大村敦志 基本民法1・2・3

基本民法1 総則・物権総論 第3版

基本民法2 債権各論 第2版

基本民法3 債権総論・担保物権 第2版

著:大村敦志 版:有斐閣 1:2007.4 2:2005.4 3:2005.5

大村基本民法1大村基本民法2大村基本民法3 読みやすい。1巻が改訂され、法人のところが書き改められています。著者の大村敦志先生(東大教授)は、新司法試験考査委員です。内田民法同様に、東大のカリキュラムにあわせて、パンデクテンを創造的に壊した構成。
 実際問題、気になるのは、内田民法との比較。比べると、大村基本民法はボリュームが少なく簡潔。その分だけ浅いところもあるが、事例を中心に解説していく内田民法とは違って込み入った議論に少ない、したがって通読用に◎。ハードカバーではないので電車通学のロースクール生にも◎。基本から説き起こし、かつ簡潔にまとめてあるのでかなり読みやすい。  独自の検索用インデックスは、慣れてきた頃に絶大な効果を発揮する。ケーススタディーは判例百選等によって補完すべし。

 ■家族法 第3版(大村敦志/有斐閣) 2010.3

有斐閣Sシリーズ 民法 全5巻

有斐閣Sシリーズ1 総則 第3版補訂

有斐閣Sシリーズ2 物権 第3版補訂

有斐閣Sシリーズ3 債権総論 第3版

有斐閣Sシリーズ4 債権各論 第3版補訂

有斐閣Sシリーズ5 親族相続 第3版

著:共著 版:有斐閣 1:2007.9 2:2010.3 3:2005.4 4:2009.6 5:2005.4

有斐閣Sシリーズ有斐閣Sシリーズ有斐閣Sシリーズ有斐閣Sシリーズ有斐閣Sシリーズ 学部上級教科書の定番。第一線の執筆陣による定評あるロングセラー。重要な説明部分を明示し,図表を活用するなど、立体的な理解を助ける。民法現代用語化等の法改正に対応し、同時に体裁を横組に変更してリニューアル。

近江幸治 民法講義1・2・3・4・5・6・7 全7巻

民法講義1 民法総則

民法講義2 物権法

民法講義3 担保物権

民法講義4 債権総論

民法講義5 契約法

民法講義6 事務管理・不当利得・不法行為

民法講義7 親族法・相続法

著:近江幸治 版:成文堂 1:2008.5 2:2006.5 3:2007.5 4:2009.3 5:2006.10 6:2007.12 7:2010.1

 早大教授。民法の基礎理論を重視して、バランスのよい解釈論を展開する。意義、趣旨、要件、効果が、はっきり書かれているので、確認しながら安心して読み進めることができ、司法試験向きの基本書である。
 論点解説が充実。有力反対説に立つことも多いが、争いのあるところは、自説だけに終始することなく、判例と学説の動向を分析的に紹介。流行の2色刷・横書きであることも相まっ て売れ筋である。特に初学者への配慮から、図表が豊富である。ビジュアルでは内田民法はもちろん予備校本にも負けていない。

民法1・2・3 ダットサン 我妻栄

民法1 総則・物権 第3版

民法2 債権 第3版

民法3 親族総則 第2版

著:我妻榮・有泉亨・川井健 版:勁草書房 1:2008.3 2:2009.2 3:2005.10

ダットサン民法1ダットサン民法2ダットサン民法3 小型でパワフルなことから「ダットサン」の愛称で親しまれる名著。我妻栄先生は、民法の体系をまとめ上げた大家で、実務は未だに我妻説を軸にして動いているという。  出版元の一粒社が倒産し、一時絶版になり、ヤフオクで3倍以上の価格で取引されていたが、この度、読者の声により復刻・改訂がなされた。  ある程度勉強が進んだ人が思考の整理に使うのに最適です。調べるための本というより、通読して民法センスを磨くといった使い方を。一気に読めます。

ハイブリッド民法1~5

ハイブリッド民法1 民法総則

ハイブリッド民法2 物権・担保物権

ハイブリッド民法3 債権総論

ハイブリッド民法4 債権各論

ハイブリッド民法5 家族法

著:共著 版:法律文化社 1:2007.3 2:2007.3 3:2006.11 4:2007.4 5:2006.11
読みやすいレベルはちょうど良く読みやすいが構成と誤字に難あり

 変わったタイトルの本が産声をあげた。ハイブリッドとは、法学部とロースクールの民法教育をつなぐという意味でつけられたらしい。判例・通説を軸にしてバランスの良い記述。簡単すぎず、かといって難しすぎない。ハイブリッドと銘打つだけあって最新の議論もトッピック・コラム欄できちんと分量を割いてある。
 予備校本一辺倒で基本書を読んだことのない人とか、他の科目との配分で分厚い系基本書に手が出ない人もこれなら大丈夫です。コンパクトな基本書を探しているなら、有斐閣Sシリーズよりもこっちのが相当良い。ケースを中心に事例解説をしていくので抽象論で終わらせないし、基本を理解させてから発展的な内容に踏み込んでいくのでわかりやすい。ロースクールを目指す学部生や、民法に苦手意識があるロースクール生にもおすすめです。ほぼ条文の配列どおりなので勉強しやすいとも思います!(横書きですが、2色刷ではありません)

山本敬三 民法講義

民法講義1 総則 第2版

民法講義4-1 契約

著:山本敬三 版:有斐閣 1:2005.4 4-1:2005.11
要件事実論との融合基本書というより辞書最強、最厚

民法講義1 総則民法講義4-1 契約 大流行。民法理論を深化させ要件事実論を架橋する、法曹養成のためのテキスト。 非常に詳しいので、今ひとつ理解できないところも疑問が氷塊する。要件事実論を踏まえ、詳細に整理されている点でも新時代のテキストとして十分。
 全部で7巻まで出版されるそうですが、完成はいつになるでしょうか。楽しみですね。京大ローテキストから昇華した「民法総合事例演習」でも必読文献として挙げられています。通説・判例はもちろん押さえてあり、記述は詳細で幅広い。発展的な最新の議論も多く、要件論が非常に分析的です。

プラクティス債権総論 第3版 潮見佳男

プラクティス債権総論 第3版

著:潮見佳男 版:信山社 2007.4

プラクティス債権総論 第3版 バカ売れ。債権総論の最高水準。薄めの基本書に書いてない事を調べるにはこれでしょう。「民法総合事例演習」での必読文献でもあります。要件事実論への言及もあるうえに、うわべだけの暗記では済ませられないロースクール生の需要と相まって、すごく人気がある。ただしハイレベルです。
 今回の改訂第3版では、預貯金者保護法と賃金業法の改正に対応した。潮見先生も、本書が自身の講義・演習だけでなく、司法試験受験生に広く読まれていること、そして支持されていることを認識されて、第三版ではそのような視点で配慮の行き届いた記述になっている。加筆修正の結果、第2版から100頁分の増加。同じ信山社から、平野先生のプラクティス債権総論という本がありますが、それとは別の本です。第二回新司法試験でモロに問われた債務不履行についての過失責任原則は原則ではないという例の話にもきちんとした分量で記述されてあります。

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