Category: 憲法の択一対策

司法試験の択一式試験(短答式試験)の過去問集や問題集のほか、択一式試験のために知識を整理するべく開発されたツール群を紹介しています。

新司法試験短答式体系別問題集 公法系

新司法試験短答式体系別問題集 公法系

著:中央大学真法会 版:法学書院 2009.10

新司法試験短答式体系別問題集公法系 (単行本) 平成18~21年(第1~4回)の新司法試験本試験問題・プレテスト問題全問収録した択一過去問集。従来は見開き2頁で、左に問題、右に解答というスタイルだったのでどんどん読み進められた。問題数が増えた今回からは問題編と解説編の2分冊に変更されたのが少し残念。
 机が狭い人でもブックスタンドを活用するなどすれば、問題→即解説という高速回転が引き続き可能である。3法系をそろえても9,870円と格安である。

新司法試験 条文判例本 憲法 辰巳法律研究所

新司法試験 条文判例本 憲法 平成22年版

 

著:辰巳法律研究所 2010.7

 

条文判例本 憲法 2色刷でコンパクトな受験用逐条解説の定番。逐条式であること、条文と判例を重視したつくりであることが最大の特徴。出題傾向の分析を通じた科目毎の特性に配慮されている。

 

 (1)憲法の条文番号順に「条文」「趣旨」「(学説を中心とした)解説」「判例」を掲載。(2)新司法試験で重要性が高い判例の学習に役立つように、憲法では特に、「判旨」だけでなく、「事案」と「論点」も掲載。また、判旨のとくに重要な部分を太字に。

 

 メリハリづけの更なる工夫。今回の改訂で、過去に出題したことがすぐにわかる出たマークと、次回の出題が強く予想される出るマークがついた。

肢別本 憲法 平成21年版

肢別本 憲法 平成21年版

著:辰已法律研究所 2009.12

 

肢別本 憲法 旧司法試験時代から毎年1万部を売り上げる人気シリーズで、「あしべつぼん」と読む。
 司法試験択一式試験問題を、選択肢毎にバラして、一問一答の○×形式問題集に再編成したもので、細切れ時間のインプットや、直前期のラストスパート・総仕上げのチェックに使う人が多い。もちろん、直前期にあらずとも基本書やテキストを読みながら同時並行的に本書を用いて問題演習することで、メリハリの効いたインプットができる。ロースクール在籍中は、予復習や課題に追われるため、本書で賢く択一対策をやりたいところだ。
 肢別本が人気の理由は、勉強しやすい体系順の配列であること。解説がコンパクトでありながら正確であること。参照文献情報が定番基本書とリンクしていること。持ち運びしやすいB6サイズなこと等。
 他の予備校から競合商品も出ているが、参考文献が予備校本だけだったり、問題数が少なかったり、間違いの選択肢をすべて正しく言い換えていたりと欠点が多い。

成川式 マトリックス六法 憲法

成川式 マトリックス六法 憲法 

 

著:成川豊彦 版:PHP研究所 2010.9

 

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旧司法試験時代からの「なりたん」「なりたく」「成川式択一六法」などの新しいバージョン。

 

 択一試験が3科目から7科目に増え、旧司法試と比べると要求される知識のレベルと広さが変わっている。旧司法試験時代は択一試験が別日程で独立しており、かつ憲法民法刑法の三科目だった。そのような時代の過去問をやり込んだ人にとっては分厚さを感じさせないまとめ本だったが。旧司法試験時代からの蓄積知を廃刊にするには惜しいものの、情報量が多すぎるこの本のニーズがどの程度あるかわからない。

 

 

 

出版社による公式説明等

司法試験のゴッドファーザー、あの「なりたん」「なりたく」が、新司法試験・予備試験への対応を済ませて「決定版」として帰ってきた。
短答式試験の公法系科目の中で、憲法の範囲内の事項を峻別して解説。「成川式」マトリックス(図表)を多数使用した、わかりやすい表現。サンプル問題・プレテスト・新司法試験の過去問を肢レベルまで分析。旧試験に出題された肢のうち、新司法試験に出題されそうなものを抽出。短答式試験にとどまらず、論文式試験に出題される論点を網羅。

司法試験 完全整理択一六法 憲法 2011年版 LEC

司法試験 完全整理択一六法 憲法 2011年版 

 

著:LEC東京リーガルマインド 2010.9

 

title出版社による公式説明等

徹底した判例と条文の理解・記憶のために!逐条型受験用六法「完択」シリーズ。2011年版憲法です! 平成22年上半期までの重要判例の掲載と法改正を反映。受験用六法の用途のほかに、短答式試験で必要な条文・判例・過去問といった情報を、図表・判例索引などを用い、みやすく整理することで、効率的な受験勉強を可能としました。重要判例の詳細な紹介と、論点ポイント解説をほどこし、抽象的な憲法条文の理解を助けるように工夫しています。そして『判例百選』掲載判例の表示を入れ、読者の利便性の向上も図りました。


 わかりやすい項目立て・図表で、短答式試験合格に必要な情報を完全整理。巻末に明治憲法・国会法(抄)・内閣法(抄)・裁判所法(抄)を収録。関連情報への完璧なアクセスを追及し、クロスレファレンスを徹底。

新司法試験体系別短答式過去問集1 公法系 憲法・行政法 Wセミナー

新司法試験体系別短答式過去問集1 公法系 (憲法・行政法) 

 

 版:早稲田経営出版 2010.10

 

title出版社による公式説明等

サンプル問題・プレテスト・平成18~22年の本試験問題を体系別に収録。

 

全過去問を体系順に並べ替えてあります

(全過去問を年度別に編集したものもWセミナーからでています)

伊藤塾試験対策問題集 短答 憲法

伊藤塾試験対策問題集 短答 憲法 2010.7  

 

title出版社による公式説明等

短答式試験合格に必須の基本的知識がこの1冊で体系的に修得できる。シケタイの実践篇問題集!伊藤塾オリジナ問題から厳選した正答率の高い良問を繰り返し解き、完璧にマスターすれば、知識の穴がなくせる。本試験の問題形式に慣れ、あわせて解答のリズムを作る訓練に最適。

 

評価

余力のある人用、普通はまず過去問からでしょう。

新司法試験短答過去問パーフェクト 憲法 平成21年版

新司法試験短答過去問パーフェクト 憲法 平成21年版

著:辰已法律研究所 2009.12

辰巳 短答過去問パーフェクト 憲法 新司法試験に出題された択一過去問を完全収録し、解説を加えている。辰巳の択一過去問の解説は従来から定評がある。試験直後に集めている再現データは業界最大規模で、随一といってよい。それを活かした正答率データが載せられている。
 主要な基本書該当箇所のほかに「条文判例本」の該当ページも載っているので、利用者にはうれしい。辰巳の過去問は、問題と解答がページの表裏になっているので、普通に解いて、普通に解答を見るという使い方をするならこちらでしょう。7科目で全7冊18,060円。

新多肢択一式問題集 憲法

新多肢択一式問題集 憲法

著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2008.12

 過去問が充実してきたので、新作問題集の優先度は下がった。

 新司法試験向けの択一問題集のなかでは、コストパフォーマンス(問題単価)は最大と思われる。当初3法系で分冊されていたが、7科目7分冊である。絶対的な問題数が不足していた新司法試験黎明期は利用者が多かった。しかし、新司法試験がすでに3回実施されたことで、「当然に検討しておくべき」とされる過去問の分量が増えた。今はもう、問題集まで手が回る人はほとんどいないのではないだろうか。苦手科目、苦手分野、苦手な形式の演習に使おう。

旧司法試験体系別択一過去問集憲法 上下巻

旧司法試験体系別択一過去問集憲法 上

旧司法試験体系別択一過去問集憲法 下

著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2008.9

旧司法試験体系別択一過去問集憲法 上旧司法試験体系別択一過去問集憲法 下 昭和57年から平成20年までに出題された旧司法試験全過去問を収録。全問について、2色刷のわかりやすい解説を掲載。体系的に分類し並べ替えるとともに、肢ごとにわかりやすい解説を付して、過去問学習をより効率的にできるようにした。
 旧司法試験択一過去問の演習という苦行ともいうべき経験が法科大学院既修者枠の底力を養ったといえるでしょう。未修者が授業の進行に併せて択一過去問を解くという光景がよくみられるのも当然か。
 LECのものが、年度別・体系順というイマイチな編纂であること、辰巳のものが改訂されていないことから、網羅的な旧試験過去問集としてはこれ以外に選択肢はない。