Category: 憲法の基本書

定番基本書、おすすめ・人気の基本書が上から並んでいます。
赤丸急上昇の注目の基本書も積極的に紹介しています。

憲法 第5版 著:芦部信善・高橋和之

憲法 第5版 2011.3

とても勉強になるわかりやすい!新版でました!!名著です定番中の定番

憲法 第4版 芦部信善 超のつく定番。芦部憲法(アシベケンポウ)というのがこの本。芦部先生は通説を体系的にまとめ上げた憲法の大家。読めばたちどころにして旧司法試験時代から支持され続け る理由がわかるはずである。この一冊に人権と統治がまとまっている。ロースクール生・司法試験受験生は、詳細で分厚い本を選びがちであるが、コンパクトに まとまった本の内容さえも理解できてないことが多い。まず読み始めるべき一冊であり、マスターすべき一冊。

 

 芦部先生がお亡くなりになられ、第三版からは高橋和之先生が改訂されています。本書が支持された核心を壊さないため細心の注意が払われており、原文には 手を加えずに[ ]で示したり、脚注で記述を補う等している。そのことから、逆に、旧版から読んでいる者にとって最新の知識がどこにかかれているか一目瞭 然となっている。3年ぶりの第4版では、近年相次ぐ重要な最高裁判決、学会での最新の議論、新法令が補われており、スタンダードの勢いは衰えない。

立憲主義と日本国憲法 第2版 著:高橋和之

立憲主義と日本国憲法 第2版 2010.5

バランスの取れた教科書芦部憲法の後継初学者向けではない教科書として圧倒的な完成度

 

立憲主義と日本国憲法

 放送大学用のテキストがもとになってできました。ですから、初学者がいきなり読み始めてもすっと理解できる非常に良い本です。憲法の基本原理 をできる限り易しく説明することに重点が置かれており、既に勉強が進んでいる方であれば一気に最後まで読みこなせる分量です。

 

 網羅的に全論点に触れられているわけではないので、一冊で司法試験レベルをカバーするという趣旨の基本書ではありません。判例の紹介も必 要最小限度にとどまるので、判例集等で補充を。
 一読後は、日本国憲法を立憲主義の歴史的展開のなかに位置づけて理解することができるようになり、憲法は得意科目となるのではないか。そういえるほど「立憲主義」の歴史がかなりの分量をつかって書かれています。また、違憲審査基準を厳格にする要素と緩やかにする要素等が正確かつコンパクトに類型化されて整理されているところは必読です。

 

 なお、高橋先生は4人組憲法の執筆者の一人で、故芦辺先生の「憲法(岩波書店)」の改訂をされています。

 

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日本国憲法 第3版 松井茂記 有斐閣

日本国憲法 第3版

 

著:松井茂記 版:有斐閣 2007.12

 

title出版社による公式説明等

従来の実体的憲法観の分析・検証を踏まえ,新たな視点=プロセス的憲法観にたって,日本国憲法の新たな読み解きを示す。憲法解釈の在り方及び法的推論の方法を習得し,現代に生起する様々な憲法問題を考える力量養成の必要性を説く著者渾身のメッセージ。

 

 

プロセス憲法観。憲法訴訟の章が冒頭にあり、人権条文の意味よりも先に違憲審査の枠組みを設定する。いわば争いの体系を軸にして、その中に統治のメカニズムと人権条項を位置づける。考えてみると、司法試験の出題の大半は、「ある人の人権が侵害されたときにどのようにして争っていくか」を問うものだから、この本の解説の仕方が司法試験向きだ。憲法は、教科書の抽象論と具体的な紛争当事者の言い分とが結合しにくい。この本は、争いの体系の中に統治システムと人権条項を入れ込んであるので理解が加速するだろう。

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憲法(1)(2) 第4版  著:野中俊彦、高橋和之、中村睦男、高見勝利

憲法(1) 第4版 2006.3

憲法(2) 第4版 2006.3

 

 憲法〈1〉 (単行本) 憲法〈2〉 (単行本) 調べるならこの本。俗に「四人組憲法」等と言われる基本書である。そもそもは大学の講義用教科書として書かれたものだが、詳細な記述で司法試験受験生に人気がある。主要な論点ごとの学説・判例の整理と問題点の解明。芦部先生の基本書(岩波)は統治が薄いので、この本で補充すべしという人が多い。今回の改訂では、第3版から約4年間の動向が盛り込まれる。憲法分野では新しい判例や議論も重要で、近年は、判例・立法等の展開が著しい。

 

 人権編(1巻)では、両院の憲法調査会、女性天皇制、国際貢献・有事法制、個人情報保護などにも触れて、時代状況が理解できるように工夫した。統治編(2巻)では、在外邦人の選挙権問題、裁判員制度、行政事件訴訟法の改正、地方税財政改革などに対応して記述を全面的に見直した。四人組は、多くのロースクールで指定教科書になってるようです。

 

 縦書き。

憲法判例を読む 著:芦部信善

憲法判例を読む 1987.5

講演録から入るのもいい本当にわかりやすい「憲法」とついになる本違憲審査基準の理解に最適憲法学習の副読本として名著です憲法人権分野が得意になる日本版「二重の基準」が理解できる芦部憲法の神髄芦部憲法の入門書としても

 芦部憲法とセットで。講演の録音テープからおこした本で、スタイルは、ですます調。わが国の憲法通説を形成された故芦辺先生の講演録。違憲審査基準がずばり分かる。これ以上はコメント無用の名著。なるほどそうだったのか、ユーレカ!といった体験ができるはずだ。

 古い本ですが、基本書の行間を埋める本です。違憲審査基準の体系的理解に抜群の効用があります。

憲法 第3版 著:辻村みよ子

憲法 第3版 2008.3

 

憲法 第3版 (単行本) 試験委員経験者、ジェンダー法の視点。左翼色が強い。566ページと比較的ボリュームがあり、判例や学説についてかなり詳しくかかれている。横書きになったこともあり、最近少しずつ人気になっている。
 しかし、司法試験受験用としては使わないほうがよい。リベラルすぎて判例年月日の記載を元号(昭和・平成等)ではなく西暦(2005年等)と記しているのがXXX。例えば、「2002年の最高裁判例」と書かれているのを見てピンとくる人がどれだけいるだろうか。また、根本的な問題として、国民主権ではなく、市民主権であるともいう。

 

 試験にはあまり出題されない9条についても学説の対立状況がかなり詳しく書いてあり論理操作の勉強になりました。

憲法学教室 第2版 著:浦部法穂

憲法学教室 第2版 2006.3

 

憲法学教室 (単行本) 余裕のある人の副読本。

 

 過不足のない適切な情報量、歯切れよい筋立て、血の通った記述。定評ある「憲法学教室」がバージョンアップ。今回の全訂第二版では、有事関連法、司法改革関連法など最新の立法、判例、学説を徹底的にフォローアップ。

 

 要約・主要解説・補充解説の便利な3段階記述。通説・多数説をビシバシ批判するので、読むと逆に通説の理解が深まると評判の一冊。

憲法 1 人権 第4版・憲法 2 統治 第4版 著:渋谷秀樹 赤坂正浩

憲法 1 人権 第4版 (有斐閣アルマ) 2010.3

憲法 2 統治 第4版 (有斐閣アルマ) 2010.3

 

憲法1 アルマ憲法2 アルマ 学部教科書として。法律学に慣れていない初学者にも配慮したスタンダード・テキスト。図表や例を織り込んで抽象的な概念についても理解しやすいよう配慮。

憲法訴訟 第2版 著:戸松秀典

憲法訴訟 第2版 2008.3

 

憲法訴訟 第2版 (単行本)  憲法訴訟の手続面に光を当てた詳細な概説書。戸松先生は新司法試験問題検討委員会のメンバーでいらっしゃいました。この本で、住民訴訟とかのかなり細かいところまで押さえられます。
 ロースクールのカリキュラムにそって、図書館やローライブラリー等で参照できれば、受験生が買うこともないかなとは思います。

憲法 第4版 工藤達朗 畑尻剛 橋本基弘 (信山社)

憲法第4版 

 

著:工藤達朗 畑尻剛 橋本基弘 版:信山社 2011.2.25

 

title出版社による公式説明等

 

更なる改定作業により内容の充実を着実に果たした信頼の第4版。「憲法の基礎」に始まる語り口に誘われ、興味をもって「憲法を読む」ことができるように工夫された、ポイントをおさえた憲法の基本書。法学部生・法科大学院法学未修者・既修者をはじめ、各種試験の受験にも安心して活用できる、わかりやすいテキスト。

憲法1 統治 (LEGAL QUEST)

憲法1 統治 (LEGAL QUEST) 

 

著:毛利透 小泉良幸 淺野博宣 松本哲治 版:有斐閣 2011.3

 

title出版社による公式説明等

憲法を学ぼうとする学生向けの教科書。基本的な事項の解説や重要判例(別枠で原文引用)の紹介に加え,コラムなど,多角的な理解ができるよう工夫した。章末の練習問題で,学習内容の確認をすることも可能。憲法統治分野の基本を適確に学べる信頼のテキスト。

憲法 著:渋谷秀樹

憲法 2007.12

 

 憲法 (単行本) 大著。762頁。立憲主義に立脚した諸外国の憲法のベースになっている思想を踏まえた上で,論理的・体系的に現行憲法の全体像を詳らかにすることをめざして叙 述されている。現在の社会状況も視野に入れつつ,条文にしっかり根ざした解釈論を網羅的に展開する新しい体系書。

 渋谷秀樹は司法試験委員も歴任。試験委員に任命されるまで辰巳でよく講義をされていた先生である。頂きました情報によりますと、昔、渋谷先生は行政法を他大学で教えていたこともあるようです(ソース、『法学セミナー』での2007年新司法試験を特集している増刊号)。

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基礎から学ぶ憲法訴訟 著:永田秀樹 著:松井幸夫 法律文化社

基礎から学ぶ憲法訴訟 

 

著:永田秀樹 松井幸夫 版:法律文化社 2010.11.8

 

title出版社による公式説明等

新旧の違憲審査基準の問題と限界を解析し、これからの基準のあり方を提示する。文章力と思考力を鍛える事例集を掲載。基礎と思考方法を習得するためのロースクール生必読の実践の書。