Category: 憲法

[ 新着順 ] 憲法分野の全ての本が新しい順に並んでいます。人気、おすすめ、注目の本は下位の細分化されたカテゴリー(ex. ○○の基本書、○○の論文対策…)で紹介しています。

憲法 第4版 工藤達朗 畑尻剛 橋本基弘 (信山社)

憲法第4版 

 

著:工藤達朗 畑尻剛 橋本基弘 版:信山社 2011.2.25

 

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更なる改定作業により内容の充実を着実に果たした信頼の第4版。「憲法の基礎」に始まる語り口に誘われ、興味をもって「憲法を読む」ことができるように工夫された、ポイントをおさえた憲法の基本書。法学部生・法科大学院法学未修者・既修者をはじめ、各種試験の受験にも安心して活用できる、わかりやすいテキスト。

憲法1 統治 (LEGAL QUEST)

憲法1 統治 (LEGAL QUEST) 

 

著:毛利透 小泉良幸 淺野博宣 松本哲治 版:有斐閣 2011.3

 

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憲法を学ぼうとする学生向けの教科書。基本的な事項の解説や重要判例(別枠で原文引用)の紹介に加え,コラムなど,多角的な理解ができるよう工夫した。章末の練習問題で,学習内容の確認をすることも可能。憲法統治分野の基本を適確に学べる信頼のテキスト。

LAW IN CONTEXT 憲法 – 法律問題を読み解く35の事例 松井茂記 有斐閣

LAW IN CONTEXT 憲法 – 法律問題を読み解く35の事例 

 

著:松井茂記 版:有斐閣 2010.12.25

 

title出版社による公式説明等

 

現在問題とされている様々な事例・トピックスから法律問題を考える憲法演習書。Law in Contextという書名には,具体的な文脈の中で,法律問題を解決する技術を身に付けてほしいという著者の願いが込められている。

日本国憲法の論じ方 第2版 渋谷秀樹著 有斐閣

日本国憲法の論じ方 第2版 

 

著:渋谷秀樹 版:有斐閣 2010.12

 

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教師と学生の対話形式で50問。憲法の基本原理を学ぶ好評の演習書。議論の面白さ・多角性を通じて、論理的・創造的思考能力や具体的問題への応用力を磨く。法科大学院制度の創設による教育内容の変化に応じて、Related Questionsの内容を全面的に刷新・加筆。事例問題型の問いに(考えるヒント)などが加わり、予習・自習にも好適。問題の所在や対立点を掘り下げる。問題を多角的に検討する視点を与え,論理的で自由な発想が身に付くように工夫された新演習書。第2版では新規判例を追加,関連問題を全面的に事例問題とした。

憲法.com

憲法.COM 

 

著:大沢秀介 大林啓吾 葛西まゆこ 版:成文堂 2010.7

 

title 比較法。最先端の議論を、海外の立法例や判決例を参照しながら考えていく。研究者の道へ進む人むけ。資格試験的には出題されにくい発展的内容。

憲法解釈論の応用と展開 (法セミ LAW CLASS シリーズ)

憲法解釈論の応用と展開(法セミ LAW CLASSシリーズ) 

 

著:宍戸常寿 版:日本評論社 2011.2

 

title激アツ。

 

法学セミナー(法セ)での連載を単行本にした。かなり濃厚な内容が好評で、これまで図書館資料をコピーして読まれていました。

憲法 第5版 著:芦部信善・高橋和之

憲法 第5版 2011.3

とても勉強になるわかりやすい!新版でました!!名著です定番中の定番

憲法 第4版 芦部信善 超のつく定番。芦部憲法(アシベケンポウ)というのがこの本。芦部先生は通説を体系的にまとめ上げた憲法の大家。読めばたちどころにして旧司法試験時代から支持され続け る理由がわかるはずである。この一冊に人権と統治がまとまっている。ロースクール生・司法試験受験生は、詳細で分厚い本を選びがちであるが、コンパクトに まとまった本の内容さえも理解できてないことが多い。まず読み始めるべき一冊であり、マスターすべき一冊。

 

 芦部先生がお亡くなりになられ、第三版からは高橋和之先生が改訂されています。本書が支持された核心を壊さないため細心の注意が払われており、原文には 手を加えずに[ ]で示したり、脚注で記述を補う等している。そのことから、逆に、旧版から読んでいる者にとって最新の知識がどこにかかれているか一目瞭 然となっている。3年ぶりの第4版では、近年相次ぐ重要な最高裁判決、学会での最新の議論、新法令が補われており、スタンダードの勢いは衰えない。

憲法 著:渋谷秀樹

憲法 2007.12

 

 憲法 (単行本) 大著。762頁。立憲主義に立脚した諸外国の憲法のベースになっている思想を踏まえた上で,論理的・体系的に現行憲法の全体像を詳らかにすることをめざして叙 述されている。現在の社会状況も視野に入れつつ,条文にしっかり根ざした解釈論を網羅的に展開する新しい体系書。

 渋谷秀樹は司法試験委員も歴任。試験委員に任命されるまで辰巳でよく講義をされていた先生である。頂きました情報によりますと、昔、渋谷先生は行政法を他大学で教えていたこともあるようです(ソース、『法学セミナー』での2007年新司法試験を特集している増刊号)。

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日本国憲法 第3版 松井茂記 有斐閣

日本国憲法 第3版

 

著:松井茂記 版:有斐閣 2007.12

 

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従来の実体的憲法観の分析・検証を踏まえ,新たな視点=プロセス的憲法観にたって,日本国憲法の新たな読み解きを示す。憲法解釈の在り方及び法的推論の方法を習得し,現代に生起する様々な憲法問題を考える力量養成の必要性を説く著者渾身のメッセージ。

 

 

プロセス憲法観。憲法訴訟の章が冒頭にあり、人権条文の意味よりも先に違憲審査の枠組みを設定する。いわば争いの体系を軸にして、その中に統治のメカニズムと人権条項を位置づける。考えてみると、司法試験の出題の大半は、「ある人の人権が侵害されたときにどのようにして争っていくか」を問うものだから、この本の解説の仕方が司法試験向きだ。憲法は、教科書の抽象論と具体的な紛争当事者の言い分とが結合しにくい。この本は、争いの体系の中に統治システムと人権条項を入れ込んであるので理解が加速するだろう。

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新司法試験 条文判例本 憲法 辰巳法律研究所

新司法試験 条文判例本 憲法 平成22年版

 

著:辰巳法律研究所 2010.7

 

条文判例本 憲法 2色刷でコンパクトな受験用逐条解説の定番。逐条式であること、条文と判例を重視したつくりであることが最大の特徴。出題傾向の分析を通じた科目毎の特性に配慮されている。

 

 (1)憲法の条文番号順に「条文」「趣旨」「(学説を中心とした)解説」「判例」を掲載。(2)新司法試験で重要性が高い判例の学習に役立つように、憲法では特に、「判旨」だけでなく、「事案」と「論点」も掲載。また、判旨のとくに重要な部分を太字に。

 

 メリハリづけの更なる工夫。今回の改訂で、過去に出題したことがすぐにわかる出たマークと、次回の出題が強く予想される出るマークがついた。

成川式 マトリックス六法 憲法

成川式 マトリックス六法 憲法 

 

著:成川豊彦 版:PHP研究所 2010.9

 

title

旧司法試験時代からの「なりたん」「なりたく」「成川式択一六法」などの新しいバージョン。

 

 択一試験が3科目から7科目に増え、旧司法試と比べると要求される知識のレベルと広さが変わっている。旧司法試験時代は択一試験が別日程で独立しており、かつ憲法民法刑法の三科目だった。そのような時代の過去問をやり込んだ人にとっては分厚さを感じさせないまとめ本だったが。旧司法試験時代からの蓄積知を廃刊にするには惜しいものの、情報量が多すぎるこの本のニーズがどの程度あるかわからない。

 

 

 

出版社による公式説明等

司法試験のゴッドファーザー、あの「なりたん」「なりたく」が、新司法試験・予備試験への対応を済ませて「決定版」として帰ってきた。
短答式試験の公法系科目の中で、憲法の範囲内の事項を峻別して解説。「成川式」マトリックス(図表)を多数使用した、わかりやすい表現。サンプル問題・プレテスト・新司法試験の過去問を肢レベルまで分析。旧試験に出題された肢のうち、新司法試験に出題されそうなものを抽出。短答式試験にとどまらず、論文式試験に出題される論点を網羅。

司法試験 完全整理択一六法 憲法 2011年版 LEC

司法試験 完全整理択一六法 憲法 2011年版 

 

著:LEC東京リーガルマインド 2010.9

 

title出版社による公式説明等

徹底した判例と条文の理解・記憶のために!逐条型受験用六法「完択」シリーズ。2011年版憲法です! 平成22年上半期までの重要判例の掲載と法改正を反映。受験用六法の用途のほかに、短答式試験で必要な条文・判例・過去問といった情報を、図表・判例索引などを用い、みやすく整理することで、効率的な受験勉強を可能としました。重要判例の詳細な紹介と、論点ポイント解説をほどこし、抽象的な憲法条文の理解を助けるように工夫しています。そして『判例百選』掲載判例の表示を入れ、読者の利便性の向上も図りました。


 わかりやすい項目立て・図表で、短答式試験合格に必要な情報を完全整理。巻末に明治憲法・国会法(抄)・内閣法(抄)・裁判所法(抄)を収録。関連情報への完璧なアクセスを追及し、クロスレファレンスを徹底。

新司法試験体系別短答式過去問集1 公法系 憲法・行政法 Wセミナー

新司法試験体系別短答式過去問集1 公法系 (憲法・行政法) 

 

 版:早稲田経営出版 2010.10

 

title出版社による公式説明等

サンプル問題・プレテスト・平成18~22年の本試験問題を体系別に収録。

 

全過去問を体系順に並べ替えてあります

(全過去問を年度別に編集したものもWセミナーからでています)

基礎から学ぶ憲法訴訟 著:永田秀樹 著:松井幸夫 法律文化社

基礎から学ぶ憲法訴訟 

 

著:永田秀樹 松井幸夫 版:法律文化社 2010.11.8

 

title出版社による公式説明等

新旧の違憲審査基準の問題と限界を解析し、これからの基準のあり方を提示する。文章力と思考力を鍛える事例集を掲載。基礎と思考方法を習得するためのロースクール生必読の実践の書。

伊藤塾試験対策問題集 短答 憲法

伊藤塾試験対策問題集 短答 憲法 2010.7  

 

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短答式試験合格に必須の基本的知識がこの1冊で体系的に修得できる。シケタイの実践篇問題集!伊藤塾オリジナ問題から厳選した正答率の高い良問を繰り返し解き、完璧にマスターすれば、知識の穴がなくせる。本試験の問題形式に慣れ、あわせて解答のリズムを作る訓練に最適。

 

評価

余力のある人用、普通はまず過去問からでしょう。

立憲主義と日本国憲法 第2版 著:高橋和之

立憲主義と日本国憲法 第2版 2010.5

バランスの取れた教科書芦部憲法の後継初学者向けではない教科書として圧倒的な完成度

 

立憲主義と日本国憲法

 放送大学用のテキストがもとになってできました。ですから、初学者がいきなり読み始めてもすっと理解できる非常に良い本です。憲法の基本原理 をできる限り易しく説明することに重点が置かれており、既に勉強が進んでいる方であれば一気に最後まで読みこなせる分量です。

 

 網羅的に全論点に触れられているわけではないので、一冊で司法試験レベルをカバーするという趣旨の基本書ではありません。判例の紹介も必 要最小限度にとどまるので、判例集等で補充を。
 一読後は、日本国憲法を立憲主義の歴史的展開のなかに位置づけて理解することができるようになり、憲法は得意科目となるのではないか。そういえるほど「立憲主義」の歴史がかなりの分量をつかって書かれています。また、違憲審査基準を厳格にする要素と緩やかにする要素等が正確かつコンパクトに類型化されて整理されているところは必読です。

 

 なお、高橋先生は4人組憲法の執筆者の一人で、故芦辺先生の「憲法(岩波書店)」の改訂をされています。

 

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ケースメソッド公法 第2版

ケースメソッド公法 第2版

著:市川正人 曽和俊文 池田直樹 版:日本評論社 2006.9

ケースメソッド公法 2004年の初版がこのたび行訴法改正に対応して堂々改訂。問題集ではなく、学者系演習書なんですが、行政法の論文対策ということでこの一冊。著者の一人、市川正人(立命館大学)教授は、前新司法試験考査委員、元新司法試験問題作成委員のメンバー。
 憲法と行政法の融合問題を集めた演習本で、類書が無く人気だった。事例問題を解決するにあたって、基礎的な知識を身につけることができ、同時に重要判例も体得できる。学者の執筆だから、予備校系問題集とは違って解説が正確で信頼できる点もよい。

新司法試験論文 趣旨・規範ハンドブック 公法系 改訂版

新司法試験論文 趣旨・規範ハンドブック 公法系 改訂版

著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2009.10

新司法試験論文 趣旨・規範ハンドブック全3冊。合格答案を作成するために要求される知識をコンパクトにまとめた本。重要論点についてのミニマムな規範と、その規範が導かれる理由を制度趣旨・立法趣旨から論証する。先に出版されていた「論点ハンドブック」とのコンビネーションでの「最強」を謳う。
 体系的な目次はあるものの、事案や問題の所在などはほとんど書かれていない。したがって、この本だけを頭から読み始めても得るものは少なく、そのような使い方をするべきではない。論点の位置づけが既に頭に入っている人がまとめやチェックとして使うか、講義、演習、答練などの予復習を通じて書込をしていき自分だけのサブノートに仕上げていく、そのような使い方をすれば「最強」にもなるだろう。

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案(公法系)

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案(公法系)

著:中央大学真法会 版:法学書院 2009.6.22

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 平成18~20年(第1~3回)新司法試験の過去問集です。今までの資料をファイリングしている方はわざわざ買う必要はないと思います。過去問分析をこれから始める方にはまとまっていて便利ですね。合格者答案付きで1680円なので安い。

新司法試験短答式体系別問題集 公法系

新司法試験短答式体系別問題集 公法系

著:中央大学真法会 版:法学書院 2009.10

新司法試験短答式体系別問題集公法系 (単行本) 平成18~21年(第1~4回)の新司法試験本試験問題・プレテスト問題全問収録した択一過去問集。従来は見開き2頁で、左に問題、右に解答というスタイルだったのでどんどん読み進められた。問題数が増えた今回からは問題編と解説編の2分冊に変更されたのが少し残念。
 机が狭い人でもブックスタンドを活用するなどすれば、問題→即解説という高速回転が引き続き可能である。3法系をそろえても9,870円と格安である。

憲法(1)(2) 第4版  著:野中俊彦、高橋和之、中村睦男、高見勝利

憲法(1) 第4版 2006.3

憲法(2) 第4版 2006.3

 

 憲法〈1〉 (単行本) 憲法〈2〉 (単行本) 調べるならこの本。俗に「四人組憲法」等と言われる基本書である。そもそもは大学の講義用教科書として書かれたものだが、詳細な記述で司法試験受験生に人気がある。主要な論点ごとの学説・判例の整理と問題点の解明。芦部先生の基本書(岩波)は統治が薄いので、この本で補充すべしという人が多い。今回の改訂では、第3版から約4年間の動向が盛り込まれる。憲法分野では新しい判例や議論も重要で、近年は、判例・立法等の展開が著しい。

 

 人権編(1巻)では、両院の憲法調査会、女性天皇制、国際貢献・有事法制、個人情報保護などにも触れて、時代状況が理解できるように工夫した。統治編(2巻)では、在外邦人の選挙権問題、裁判員制度、行政事件訴訟法の改正、地方税財政改革などに対応して記述を全面的に見直した。四人組は、多くのロースクールで指定教科書になってるようです。

 

 縦書き。

憲法学教室 第2版 著:浦部法穂

憲法学教室 第2版 2006.3

 

憲法学教室 (単行本) 余裕のある人の副読本。

 

 過不足のない適切な情報量、歯切れよい筋立て、血の通った記述。定評ある「憲法学教室」がバージョンアップ。今回の全訂第二版では、有事関連法、司法改革関連法など最新の立法、判例、学説を徹底的にフォローアップ。

 

 要約・主要解説・補充解説の便利な3段階記述。通説・多数説をビシバシ批判するので、読むと逆に通説の理解が深まると評判の一冊。

憲法訴訟 第2版 著:戸松秀典

憲法訴訟 第2版 2008.3

 

憲法訴訟 第2版 (単行本)  憲法訴訟の手続面に光を当てた詳細な概説書。戸松先生は新司法試験問題検討委員会のメンバーでいらっしゃいました。この本で、住民訴訟とかのかなり細かいところまで押さえられます。
 ロースクールのカリキュラムにそって、図書館やローライブラリー等で参照できれば、受験生が買うこともないかなとは思います。

憲法 1 人権 第4版・憲法 2 統治 第4版 著:渋谷秀樹 赤坂正浩

憲法 1 人権 第4版 (有斐閣アルマ) 2010.3

憲法 2 統治 第4版 (有斐閣アルマ) 2010.3

 

憲法1 アルマ憲法2 アルマ 学部教科書として。法律学に慣れていない初学者にも配慮したスタンダード・テキスト。図表や例を織り込んで抽象的な概念についても理解しやすいよう配慮。

憲法 第3版 著:辻村みよ子

憲法 第3版 2008.3

 

憲法 第3版 (単行本) 試験委員経験者、ジェンダー法の視点。左翼色が強い。566ページと比較的ボリュームがあり、判例や学説についてかなり詳しくかかれている。横書きになったこともあり、最近少しずつ人気になっている。
 しかし、司法試験受験用としては使わないほうがよい。リベラルすぎて判例年月日の記載を元号(昭和・平成等)ではなく西暦(2005年等)と記しているのがXXX。例えば、「2002年の最高裁判例」と書かれているのを見てピンとくる人がどれだけいるだろうか。また、根本的な問題として、国民主権ではなく、市民主権であるともいう。

 

 試験にはあまり出題されない9条についても学説の対立状況がかなり詳しく書いてあり論理操作の勉強になりました。

憲法判例を読む 著:芦部信善

憲法判例を読む 1987.5

講演録から入るのもいい本当にわかりやすい「憲法」とついになる本違憲審査基準の理解に最適憲法学習の副読本として名著です憲法人権分野が得意になる日本版「二重の基準」が理解できる芦部憲法の神髄芦部憲法の入門書としても

 芦部憲法とセットで。講演の録音テープからおこした本で、スタイルは、ですます調。わが国の憲法通説を形成された故芦辺先生の講演録。違憲審査基準がずばり分かる。これ以上はコメント無用の名著。なるほどそうだったのか、ユーレカ!といった体験ができるはずだ。

 古い本ですが、基本書の行間を埋める本です。違憲審査基準の体系的理解に抜群の効用があります。

憲法判例百選 1・2

憲法判例百選1 第5版

憲法判例百選2 第5版

著:高橋和之 (編)・ 長谷部恭男 (編)・ 石川健治 (編) 版:有斐閣 1:2007.2 2:2007.3

別冊ジュリスト No.186 憲法判例百選1 (ムック) 別冊ジュリスト No.187 憲法判例百選2 (ムック)  定番。憲法の学習は最高裁判例の研究が中心となる。なぜなら他の科目と異なり条文改正がないからだ・・・(^_^;)
 憲法分野での判例重視は、旧司法試験時代から言われ続けており、法科大学院での講義・演習、さらには新司法試験という今の制度では「いわずもがな」であ る。択一試験と論文試験を通じて、最低限押さえておくレベルを画するのがこの百選掲載判例で、俗に「百選レベル」と言われる。憲法と刑訴法では、百選レベ ルの判例は、事件の概要と判旨は完璧にマスターされなければならない。
 今回の改訂最新版では、近年相次ぐ重要判例が追加され、同時にいくつかの判例が差替えになった。時代の流れであろう、この版から横書きに変更され読みやすくなった。

憲法判例 第6版

憲法判例 第6版

著:戸松秀典(編)・指宿正典(編) 版:有斐閣 20010.3

 

 憲法判例 人気。国籍法違憲判決など近年の重要判決を収録。憲法判例について「事実の要約」と「判決の要旨」を収めるコンパクトな判例教材。判旨は百選よりも長め。最高裁の判決年月日だけではなく、前審の年月日と出典も載っているので、法科大学院での判例研究に便利。最高裁判所裁判官の個別意見も積極的に収録してあるのでいうことなし。
 最新の判例百選の事件番号とリンクさせ、初学者から上級者までの幅広いニーズに応える一冊に仕上がっている。とくに、新司法試験の択一式では、おびただしい数の判例問題が出題され、事案と判旨について詳しく掘り下げて問われる。特に、「1/2/2/1」というように、判例のすべての正誤につき正解を求める新しい出題形式では、旧司法試験経験者のアドバンテージが生きない領域とも言われ、本格的判例集で学んだ者にしか太刀打ちできない。そのような択一対策としては、判例百選と有機的に連携する本書か、辰巳の条文判例本は、いずれか一冊が必携だろう。
 ロースクール・憲法判例  本書の判旨は、内容の区切りごと(テーマ・論点ごと)にタイトルが付いており非常に読みやすくなっていて、小説のように読みがなすこともできるでしょう。下級審判例や反対意見・補足意見等が若干多いかなと感じる方がいるようですが、下級審からの流れが大事だから載っているのです。事件の流れを追うことで、争点の核心部分が見えてきます。

判例講義 憲法 1・2

判例講義 憲法1

判例講義 憲法2

著:佐藤幸治 土井真一 版:悠々社 2010.4

判例講義 憲法判例講義 憲法 悠々社の判例講義シリーズ。判例掲載数は百選並の200強。解説のレイアウトが読みやすく、重複する無駄もなく、相互の矛盾などがないのが良い。

伊藤真の判例シリーズ 憲法

伊藤真の判例シリーズ

著:伊藤塾 版:弘文堂 2005.12

 伊藤真の判例シリーズ1 憲法 (単行本) 中級者向け。最高裁で結審された判例の一部や結論だけを知っているのでは、新試験に対応できません。そんな中で、至れり尽くせりの判例集が伊藤真の判例シリーズとして登場。試験対策として、また学問としても重要な厳選判例100コを掲載。読み方・学び方を伝授!
 各判例は、論点と結論、事実、裁判の経緯、判決の流れ、学習のポイント、判決要旨、伊藤真のワンポイント・レッスンの順にわかりやすく解説されています。試験に役立つ学習書に徹した判例ガイドが登場したと言えましょう。