Category: 刑事訴訟法の択一対策
司法試験の択一式試験(短答式試験)の過去問集や問題集のほか、択一式試験のために知識を整理するべく開発されたツール群を紹介しています。
司法試験 完全整理択一六法 刑事訴訟法 2011年版 
著:LEC東京リーガルマインド 2010.9
徹底した判例と条文の理解・記憶のために!逐条型受験用六法「完択」シリーズ。2011年版刑事訴訟法です! 平成22年上半期までの重要判例の掲載と法改正を反映。受験用六法の用途のほかに、短答式試験で必要な条文・判例・過去問といった情報を、図表・判例索引などを用い、みやすく整理することで、効率的な受験勉強を可能としました。重要基本論点のポイント解説や全体構造の把握を盛り込み、全体的に大胆なメリハリを付け、効率的な学習ができるように工夫しています。また2010年度本試験結果を分析して、2011年度の出題範囲を予測するなど、より新司法試験受験者のニーズに沿った内容になっています。 前版より『完全整理択一六法』シリーズにこの刑事訴訟法が加わりました。新司法試験<短答試験>で出題される刑事訴訟法対策の待望の1冊です。
新司法試験過去問・判例情報が一目瞭然。出題可能性のある重要判例を補填!関連条文・関連情報へのアクセスも完璧。刑事訴訟規則も完全収録。
新司法試験短答式体系別問題集 刑事系 
著:中央大学真法会 版:法学書院 2009.10
平成18~21年(第1~4回)の新司法試験本試験問題・プレテスト問題全問収録した択一過去問集。従来は見開き2頁で、左に問題、右に解答というスタイルだったのでどんどん読み進められた。問題数が増えた今回からは問題編と解説編の2分冊に変更されたのが少し残念。
机が狭い人でもブックスタンドを活用するなどすれば、問題→即解説という高速回転が引き続き可能である。3法系をそろえても9,870円と格安である。
新司法試験短答過去問パーフェクト 平成21年版 
著:辰已法律研究所 版:辰已法律研究所 2009.12
新司法試験に出題された択一過去問を完全収録し、解説を加えている。辰巳の択一過去問の解説は従来から定評がある。試験直後に集めている再現データは最大規模で、随一といってよい。それを活かした正答率データが載せられている。
主要な基本書該当箇所のほかに「条文判例本」の該当ページも載っているので、利用者にはうれしい。辰巳の過去問は、問題と解答がページの表裏になっているので、普通に解いて、普通に解答を見るという使い方をするならこちらでしょう。全7冊18,060円。
新司法試験体系別短答式過去問集 
著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2009.9
Wセミナーの択一過去問集で、「サンプル問題」で出題されたものから、最新のものまで掲載。7科目で4分冊、2色刷の解説、全問について難易度を4段階で示す。全4冊そろえると、12,810円になる。
肢別本 刑事訴訟法 平成21年版 
著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2009.10
旧司法試験時代から毎年1万部を売り上げる人気シリーズで、 「あしべつぼん」と読む。
司法試験択一式試験問題を、選択肢毎にバラして、一問一答の○×形式問題集に再編成したもので、細切れ時間のインプットや、直前期のラストスパート・総仕上げのチェックに使う人が多い。もちろん、直前期にあらずとも基本書やテキストを読みながら同時並行的に本書を用いて問題演習することで、メリハリの効いたインプットができる。ロースクール在籍中は、予復習や課題に追われるため、本書で賢く択一対策をやりたいところだ。
肢別本が人気の理由は、勉強しやすい体系順の配列であること。解説がコンパクトでありながら正確であること。参照文献情報が定番基本書とリンクしていること。持ち運びしやすいB6サイズなこと等。
他の予備校から競合商品も出ているが、参考文献が予備校本だけだったり、問題数が少なかったり、間違いの選択肢をすべて正しく言い換えていたりと欠点が多い。
完全整理択一六法 刑事訴訟法 2010年版 
著:LEC 版:東京リーガルマインド 2009.9
カンタクなどと略して呼ばれることもある。図表を交えつつ、横書き2色刷で整理する。逐条式、百選判例、趣旨等の解説などを含む。新司法試験の択一過去問情報が網羅されている。
2010年版からは、待望の民訴法、刑訴法、行政法もシリーズに加わった。辰巳の条文判例本がノーマークとしたプレテスト出題知識を、本書がフォローしている点は特記しなければならない。ただし、同シリーズの憲法や民法ほど洗練されていない印象をうける。早くから登場し、版を重ねて改良されている条文判例本に一日の長があるというべきだろう。
伊藤真の条文シリーズ 刑事訴訟法
著:伊藤真 伊藤塾 版:弘文堂 2008.7
逐条式の択一六法。図表と2色刷でビジュアルに学べる。このシリーズは、配色やレイアウトが私にとっては見づらいのだが、よく売れているようだから、大多数はそう感じていないのだろう。しばらく「入門六法」という名前のままだったが、改訂されて条文シリーズに加わった。
試験対策講座(シケタイ)にリンクするなど、使い勝手も上々。判例も網羅的だし、索引も充実しているので使いやすいと思う。
新多肢択一式問題集 刑訴法 第2版
著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2008.12
過去問が充実してきたので、新作問題集の優先度は下がった。苦手科目、苦手分野、苦手な形式の演習に使う限度か。
新司法試験向けの択一問題集のなかでは、コストパフォーマンス(問題単価)は最大と思われる。当初3法系で分冊されていたが、7科目7分冊である。絶対的な問題数が不足していた新司法試験黎明期は利用者が多かった。しかし、新司法試験がすでに3回実施されたことで、「当然に検討しておくべき」とされる過去問の分量が増えた。今はもう、問題集まで手が回る人はほとんどいないのではないだろうか。苦手科目、苦手分野、苦手な形式の演習に使おう。



