Category: 刑訴

[ 新着順 ] 刑事訴訟法分野の全ての本が新しい順に並んでいます。人気、おすすめ、注目の本は下位の細分化されたカテゴリー(ex. ○○法の基本書、○○法の論文対策…)で紹介しています。

伊藤真新ステップアップシリーズ 5 刑事訴訟法

伊藤真新ステップアップシリーズ 刑事訴訟法 

 

著:伊藤塾・伊藤真 版:弘文堂 2010.12

 

新ステップアップシリーズ 伊藤真出版社による公式説明等

 法律を自力で学びたいが、何だか抽象的でよくわからない、「基本が大事」なのはわかっているが、何がいったい基本なのだろう。そんな戸惑いや疑問を持っている初学者に、「刑事訴訟法の基本」をコンパクトに解説するテキストです。
 判例を中心に法律学習の最重要ポイントをおさえ、「学ぶべき基本」を伝授します。授業の復習時に最大限の学習効果が生まれ、試験前につぶしておきたい基本的論点を集めた自習書。
 最新の法改正、重要判例を盛り込み、司法試験や法科大学院入試の出題テーマを本書テーマとリンクさせた巻末のテーマ別出題一覧も便利です。

 

論点別ステップアップシリーズの後継シリーズということでしょうか。憲民刑商訴の6科目で続刊予定ですが、行政法は出版予定がありません。捜査から上訴再審までの全35テーマを、丁寧に解説します。

判例教材刑事訴訟法 第4版 三井誠(編) 東京大学出版会

判例教材刑事訴訟法 第4版 

編:三井誠 版:東京大学出版会 2011.2

 

判例教材刑事訴訟法「活きた刑事訴訟法」を学ぶための基本教材。かなりのボリュームがあるが、基本判例と+αの判例という二段構えなので、対象を絞って読むこともできる。

 第3版で横組みになり、全面的な改訂がされました。事案や下級審判例もたっぷり詳しめ。画像は第3版で、最新版第4版は茶色っぽい表紙です。

刑事訴訟法 第2版 上口裕

刑事訴訟法 第2版 

著:上口裕 版:成文堂 2011.1

 

刑事訴訟法 上口裕出版社による公式説明等

 

 新刊。現在南山大学ロー教授。Sシリーズ刑事訴訟法執筆で有名。「迷宮」となりやすい、訴因・公訴事実の同一性・伝聞・裁判の効力等では、基礎から詳述。確実に理解する方法を示す。

 

 上口先生は有斐閣Sシリーズも担当されています。オーソドックスな学説。受験生が読むことを想定して書かれており、頻出かつ理論的に重要なところ(伝聞証拠、訴因等)では原理原則から丁寧。

事例演習刑事訴訟法 (法学教室ライブラリィ) 古江頼隆

事例演習刑事訴訟法 (法学教室ライブラリィ) 

 

著:古江頼隆 版:有斐閣 2011.2.25

 

title出版社による公式説明等

 

雑誌法学教室の連載を単行本化する法学教室ライブラリーから。法学教室の演習を全面的に書き改めた。書下ろし3本を加え全30問。法の解釈,事実の抽出,要件・規範への当てはめる力が身につく事例演習書。教員と学生による対話型の詳しい解説,学生が誤解しがちな点のQ&Aなどは,自習用教材としても最適。

 

注目!

新司法試験 条文・判例本 刑事訴訟法 辰巳法律研究所

新司法試験 条文・判例本 刑事訴訟法 平成22年版

 

著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2010.8

 

短答条文判例本 2色刷でコンパクトな受験用逐条解説の定番。逐条式であること、条文と判例を重視したつくりであることが最大の特徴。出題傾向の分析を通じた科目毎の特性に配慮されている。たとえば同じ法的論点でも、事案の違いから結論が異なるような重要判例を掲載し、詳しく事案を掲載している等。
 メリハリづけの更なる工夫。過去に出題したことがすぐにわかる出たマークと、次回の出題が強く予想される出るマークがついた。

司法試験 完全整理択一六法 刑事訴訟法 2011年版 LEC

司法試験 完全整理択一六法 刑事訴訟法 2011年版 

 

著:LEC東京リーガルマインド 2010.9

 

title出版社による公式説明等

徹底した判例と条文の理解・記憶のために!逐条型受験用六法「完択」シリーズ。2011年版刑事訴訟法です! 平成22年上半期までの重要判例の掲載と法改正を反映。受験用六法の用途のほかに、短答式試験で必要な条文・判例・過去問といった情報を、図表・判例索引などを用い、みやすく整理することで、効率的な受験勉強を可能としました。重要基本論点のポイント解説や全体構造の把握を盛り込み、全体的に大胆なメリハリを付け、効率的な学習ができるように工夫しています。また2010年度本試験結果を分析して、2011年度の出題範囲を予測するなど、より新司法試験受験者のニーズに沿った内容になっています。 前版より『完全整理択一六法』シリーズにこの刑事訴訟法が加わりました。新司法試験<短答試験>で出題される刑事訴訟法対策の待望の1冊です。

新司法試験過去問・判例情報が一目瞭然。出題可能性のある重要判例を補填!関連条文・関連情報へのアクセスも完璧。刑事訴訟規則も完全収録。

新司法試験体系別短答式過去問集4 刑事系 刑法・刑事訴訟法 2011年版 Wセミナー

新司法試験体系別短答式過去問集4 刑事系 刑法・刑事訴訟法 2011年版 

 

著:Wセミナー 版:早稲田経営出版 2010.10

 

title出版社による公式説明等

サンプル問題・プレテスト・平成18~22年の本試験問題を体系別に収録。

 

全過去問を体系順に並び替えてあります。

(全過去問を年度別に編集したものもWセミナーからでています)

事例研究 刑事法Ⅱ 刑事訴訟法 著:井田良 田口守一 植村立郎 河村博

事例研究 刑事法Ⅱ 刑事訴訟法 

 

著:井田良 田口守一 植村立郎 河村博 版:日本評論社 2010.9

 

title 充実。2分冊。第1巻が刑法編で、1ページから380ページぐらいまで。第2巻の刑訴編(本書)が、380ページぐらいから始まる。2分冊とはいえ、1ページから始まらない本は余り見たことがない。両方買えというメッセージか(ー公ー;)

 

 出題可能性の高い(=講学上、実務上重要な)要点は網羅されている。事例を前提にして解説していくスタイルだが、シリーズの他の 科目とは違い答案はない。また、ロースクールの演習や期末試験の問題を集めてきて解説するものではない。解説したいことがまず先にあって、それを書くため に事例を工夫して作られている印象。

 

 

 

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ロースクール演習 刑事訴訟法 著:亀井 源太郎 法学書院

ロースクール演習 刑事訴訟法 

 

著:亀井源太郎 版:法学書院 2010.3

 

title出版社による公式説明等

重要判例を題材とした長文事例問題を通じて刑事訴訟法を学ぶ演習書。新司法試験に対応した重要テーマを収録。

 

雑誌「受験新報」の答練問題。選択科目で先行していたものがシリーズされて既刊科目で登場。

刑事訴訟法 第6版 著:白取祐司

刑事訴訟法 第6版 

 

著:白取祐二 版:日本評論社 2010.10.1

 

白取祐司 刑事訴訟法 白取ではない出版社による公式説明等

初学者から法学部生、法科大学院生、資格試験受験者、実務家まで圧倒的な支持を受ける基本書が裁判員裁判法や被害者参加法や最新学説、判例を加え、新版化。

 

リベラル。人権擁護の視点が強い。被疑者・被告人の人権擁護の立場から一貫した論述で明快。大論点で自説を貫くときも、反対説や判例を詳細に述べるのでバランスは崩れない。学説の議論状況はもちろん、ときには検察実務や警察実務にまで踏み込んで言及するので偏った本という評価にはならない。

 

判例・実務の立場(真実発見・犯罪捜査の必要性を重視)で勉強されている人にも得るものは大きいはず。反対説の存在意義や論拠がしっかりと示されているので、なるほどそうかとうなずく。

 

とりわけ捜査法分野では、要件論が詳細に説明されており、理論的でかつ現実的妥当性にも配慮されている。有名判例や下級審をも分析した考慮要素やあてはめのポイントにまで言及。時には学会の新しい研究成果もくわしい。

 

留意。「理念的にこのように解するべきだから、実務の取扱もこうしていくべきである」という内容はとても面白いし刺激的だ。ただ、人権擁護の視点が強く現れる箇所でもあり、法解釈を超えた立法論・政策論に近い。ほかには、人単位説VS事件単位説のような伝統的議論の経緯や議論の実益は興味深く読ませていただいた。513頁で重厚、分かり易い。

 

刑事訴訟法の分野で「しらとり」というと、「白鳥」警部事件が有名ですが、著者は「白取」先生で字が違います。

司法試験 判例で書く刑事訴訟法 第3版 著:板橋喜彦

司法試験 判例で書く刑事訴訟法 第3版 2004.6

 司法試験改革と法科大学院創設により、判例・実務の重みが増している。新司法試験でも現実的な事案に即した刑事訴訟法の運用能力が試されているといえる。この本は、本番の試験で出題が予想される演習問題を収録し、判例・実務説の立場で答案をまとめてある。別件逮捕勾留と余罪取調べの問題で、「別件基準説」に立つなどが好例である。

 問題文は新司法試験スタイルの超長文事例ではないが、判例ベースの答案作成のヒント・コツがたくさん。巻末付録の要点整理カードが秀逸。

刑法演習 第2版

刑法演習 第2版

編:平川宗信 後藤昭 版:有斐閣 2008.3

刑事法演習 刑法と刑事訴訟法の融合問題。相互に深く関連し交錯する「刑法」と「刑事訴訟法」とを同時に学習することにより、刑事法全体をマスターさせる。

 刑法と刑訴法の関係、協働性、現実の刑事裁判における作用がわかっちゃうという他で味わえない読了感。類書を比較すると、刑法と刑訴の融合に唯一成功していると思え、かなり良い本だと思う。ところが新司法試験は、刑法と刑訴法が別の問題として出題されているので、「融合」の部分については司法試験対策と関係ない。

 

 内容は、全範囲を一通りおさえてある。判例通説の立場でまとめられていて良い。

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案(刑事系)

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案(刑事系)

著:中央大学真法会 版:法学書院 2009.6

新司法試験論文過去問解説と合格者の答案 平成18~20年(第1~3回)新司法試験の過去問集です。今までの資料をファイリングしている方はわざわざ買う必要はないと思います。過去問分析をこれから始める方にはまとまっていて便利ですね。合格者答案付きで1680円なので安い。

入門刑事法 第4版

入門刑事法 第4版

著:三井誠 曽根威彦 瀬川晃 版:有斐閣 2009.11

入門刑事法 裁判員時代に対応するべく大幅に改訂されたようです。道交法に関する厳罰化世論、裁判員制度等の身近な話題から刑法・刑事訴訟法・刑事学へとアプローチ。わが国の刑事法の全体像をわかりやすく紹介する。

基礎から学ぶ刑事法(有斐閣アルマ) 第4版

基礎から学ぶ刑事法(有斐閣アルマ) 第4版

著:井田良 版:有斐閣 2010.4

基礎から学ぶ刑事法 人気絶頂の前司法試験委員の書き下ろし入門書。刑法・刑事訴訟法・刑事政策ノ広く奥深い刑事法の世界を見渡す。丁寧な記述とキーワード・コラム等豊富なツールで学びやすさを徹底追求した刑事法ガイドマップ。第一歩を踏み出す人のために。第4版で裁判員裁判についても触れた。

刑事法入門 第6版補訂版

刑事法入門 第6版補訂版

著:大谷實 版:有斐閣 2010.4.9

刑事法入門 大谷實 大谷教授の入門書

刑事訴訟法 第5版

刑事訴訟法 第5版

著:田口守一 版:弘文堂 2009.3

刑事訴訟法 田口守一 業界シェアNO.1。刑訴の基本書でもっとも広く読まれているのがこれだろう。第5版から横組みに一新された。
 コンパクトな記述も人気で、それでいてきちんと定義も書かれている。論点の量も深みも必要十分。極めて司法試験向きで、おそらく著者自身も司法試験受験生の多くが読んでいることを意識されているのだろう。受験予備校の概説書(予備校本)も、この本をベースにして作られているようだ。

刑事訴訟法講義 第3版

刑事訴訟法講義 第3版

著:前田雅英 池田修 版:東京大学出版会 2009.3

 実務色。学説と実務の乖離が激しいのが刑事訴訟法ですが、判例寄りの立場の人は、これで悩みが無くなるでしょう。長年の構想がついに実現し一冊にまとまったという。刑事裁判を担当してきた裁判官と、大学で刑事訴訟法の講義を担当してきた学者が協働。二人の間を原稿が何度も何度も往復し、ついに完成したといいます。
 判例・実務に即して書かれており、現場感覚に優れた基本書に仕上がっています。判例が何を重視して判断しているか、学説はあれこれいうけど結局実務はどのように運用されているのかが分かります。
 重要判例も数多く掲載。体裁も「2色刷 + 横書き」で非常に読みやすい。条文も枠で囲って丸々引用してあるので新司法試験の択一もバッチリ。さすがは基本書の予備校本化の流れをつくった前田教授である。

刑事訴訟法 第2版

刑事訴訟法 第2版

著:寺崎嘉博 版: 成文堂 2008.12

刑事訴訟法 寺崎嘉博 ビジュアル系。ビギナーから法科大学院、司法試験受験生までこれ一冊でOK!というコンセプト。学説を図示し、問題点をえぐり出す、完成度の高い基本書である。論点を図解するために、ある人気アニメキャラクターが登場するなど、面白い仕掛けもされている(下記画像参照のこと)。
 専門用語の定義を明確にするよう解説。索引に「刑訴法用語事典」の役割をもたせ、Elementaryマークで教科書全体をざっと見渡すことができるよう工夫。横書き+2色刷。

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刑事訴訟法 第4版 有斐閣Sシリーズ

刑事訴訟法 第4版 有斐閣Sシリーズ

著:上口裕 後藤昭 安冨潔 渡辺修 版:有斐閣 2006.4

 学部上級教科書の定番。薄くてスッキリしているのに、基礎的事項で漏れがない。共著なので、学説がオーソドックスで通説的だし、客観的に記述されている。

刑事訴訟法講義 第2版

刑事訴訟法講義 第2版

著:安冨潔 版: 慶應義塾大学出版会 2009.11

刑事訴訟法講義 安冨潔 近年の刑事訴訟法改正 (即決裁判、被疑者段階の国選弁護等)にも対応。判例も網羅的。

刑事訴訟法 新版

刑事訴訟法 新版

著:田宮裕 版:有斐閣 1996.3

刑事訴訟法 田宮裕 田宮刑訴の集大成。刑訴法の第一人者として、学界をリードしてきた田宮先生の本で、かつての司法試験受験界でも人気がありました。しかし、先生がお亡くなりになられてから改訂されていません。最新判例や新しい論点については補充していく必要もあり、これから勉強する人が教科書として用いることはお勧めできません。図書館・ローライブラリーで参照しましょう。

刑事訴訟法講義 第4版

刑事訴訟法講義 第4版

著:福井厚 版:法律文化社 2009.5

刑事訴訟法講義 福井厚 刑事訴訟法の中級者を対象に、刑事訴訟法の学習上のポイントとなる捜査、公訴及び訴因制度、証拠法並びに裁判の効力の部分を中心に解説。学説はオーソドックスで、文体は非常に読みやすい。
 最新の第4版では、最新重要判例に対応したほか、裁判員制度・被害者参加等の法改正に対応して、実務の動向にも目配りをした。
 福井先生は、有斐閣から入門書的な基本書も書かれいます。薄いけど平易にかかれているので学部生の方jなどにオススメです。→有斐閣プリマ・刑事訴訟法第6版

刑事第一審公判手続の概要

刑事第一審公判手続の概要

著:司法研修所監修 版:大学図書 2006.3

 司法研修所系。第一審公判手続は手続の流れを押さえるのに良い。

 *この本は、一般書店・アマゾンでの取り扱いがありません。都市部の大型書店、7&Y(Yahoo!)BK1で取扱いがあります。

刑事訴訟法 新訂版

刑事訴訟法 新訂版

著:小林充 版:立花書房 2009.4

刑事訴訟法 小林充 新刊。元高裁長官、現在は北海学園のロースクールで教授をされているそうです。小林充先生の著。「刑事事実認定重要判決50」で有名ですね。

刑事訴訟法

刑事訴訟法

著:加藤康榮 版:法学書院 2009.4

加藤康榮 刑事訴訟法 新刊。元検察官による。実務家でなければ理解しにくい点を、分かりやすく解説。判例も多数かつ詳しく掲載。 現在は日大ロー教授をされているそうです。

全訂 刑事訴訟法 第2版

全訂 刑事訴訟法 第2版

著:渥美東洋 版:有斐閣 2009.4

渥美東洋 刑事訴訟法 アメリカ直輸入のような独自説が非常に多い。表現や言い回しも独特で、試験対策としてはおすすめではない。

条解 刑事訴訟法第4版

条解 刑事訴訟法第4版

著:松本時夫 版:弘文堂 2009.11

条解 刑事訴訟法 実務家用。何でも詳しく書いてあります。逐条解説コンメンタール。ローの演習で分からないことがあれば調べる本。有斐閣のケースブックの難問も調べることができますが、はたしてここまで必要なのかはわかりません。

 ここに書いてある細かい知識を丸暗記するのではなく、原理原則から考えるとどうなるかを考えることを基軸としつつ、実務の相場感を知ると良いでしょう。

刑事訴訟法 判例百選

刑事訴訟法 判例百選

編:井上正仁 版:有斐閣 2005.3

刑事訴訟法 判例百選 憲法と刑訴は判例が大事。最低でもこの二科目は百選潰しをやりましょう。おすすめされるまでもなく、すでに手元にあるでしょうが、、、。司法試験の刑事訴訟法は判例がまるごと出題されます。

ケースブック刑事訴訟法 第3版

ケースブック刑事訴訟法 第3版

著:井上正仁 酒巻匡 川出敏裕 長沼範良 大澤裕 版:有斐閣  2009.10

ケースブック刑事訴訟法 法科大学院における刑事訴訟法の講義・演習用教材として編まれたもの。いわゆる上位ローのテキストとして実際に使用されている激アツ本だ。
 設例のベースとなる判例は、最高裁判例だけではなく講学上・実務上重要な下級審判例も多い。段階的に設問が難しくなってゆき、しかも設問が驚くほど多い。序盤の設問で悩まされるが、章の最後の方の問いを考えていると、悩んでいた設問の意図・趣旨が分かる。設問の配置が効果的で、なるほどそうかと思わされる。判例事案の検討を通じて本物の実力がつく本だ。
 同じシリーズの「ロースクール民事訴訟法」ほどではないが、発展的で難しい問題もいくつかあり、分量が多いことと合わせると、独学でつぶすのは困難。著編者は、井上正仁、酒巻匡ら刑訴の大家。新司法試験委員もここにいる。