Category: 行政法の予備校本

予備校本・予備校系概説書・司法試験受験参考書の類を紹介しています。

試験対策講座 行政法 第3版

試験対策講座 行政法 第3版

著:伊藤真 伊藤塾 版:弘文堂 2009.6

試験対策講座(シケタイ)行政法 シケタイこと弘文堂の試験対策講座。実践的であり、司法試験受験生の導入としては最高である。初学者がメリハリをつけて学習するのに向いている。試験対策講座を通読すれば、もはや入門講座は不要であろう。図表も豊富でわかりやすい。
 フローチャート・図表の多用と2色刷ですべての重要論点をわかりやすく解説、参考問題・文章シートで答案の書き方が学べる。行政法の全体像をすっきり整理し、効率的な学習法を満載した試験対策万能テキスト。

C‐Book 行政法 第3版 著:LEC

C‐Book 行政法 第3版 2010.4

 

 改訂第3版。(画像は第2版です)LECの予備校本、プロビデンスシリーズです。行政法については、旧司法試験での蓄積がなく、ロースクール黎明期は学習教材が不足していました。そのような中で、予備校本一番乗りを果たしたのが本書であります。
 紙質を薄くして、とにかく安い。自分でサブノート作るより、本書を用いれば遙かに効率的な受験対策が行えるだろう。基本知識、判例、学説の網羅的な把握につかおう。原田説ベースです。

新司法試験論文 趣旨・規範ハンドブック 公法系 改訂版

新司法試験論文 趣旨・規範ハンドブック 公法系 改訂版

著:辰巳法律研究所 版:辰巳法律研究所 2009.10

新司法試験論文 趣旨・規範ハンドブック全3冊。合格答案を作成するために要求される知識をコンパクトにまとめた本。重要論点についてのミニマムな規範と、その規範が導かれる理由を制度趣旨・立法趣旨から論証する。先に出版されていた「論点ハンドブック」とのコンビネーションでの「最強」を謳う。
 体系的な目次はあるものの、事案や問題の所在などはほとんど書かれていない。したがって、この本だけを頭から読み始めても得るものは少なく、そのような使い方をするべきではない。論点の位置づけが既に頭に入っている人がまとめやチェックとして使うか、講義、演習、答練などの予復習を通じて書込をしていき自分だけのサブノートに仕上げていく、そのような使い方をすれば「最強」にもなるだろう。

デバイスネオ 行政法

デバイスネオ 行政法

著:新保義隆・Wセミナー 版:早稲田経営出版 2009.10

デバイスネオ 行政法 行政法のデバイスとしては初。
 「デバイス」は、旧司法試験時代の2年合格システムで有名だった基礎講座のテキストで、合格者のサブノートを材料にして作られたもの。それが一般書籍化され、やがて小型化され(コンパクトデバイス)、このたび、再度B5版にサイズアップされた。
 新保先生の執筆された他の参考書との融合も図られ、最新重要判例を補充し、巻末にはシケタイやC-bookと同様に論証例を掲載した。コンパクトデバイスとの比較で、サイズが大きくなった分だけ書込スペースが増えた。視覚的に見やすいレイアウトとなり、図表による解説も豊富になった。論証例が後ろ(巻末)にまとめられたことも相まって読みやすいものになった。ロースクール入試・学部期末試験・公務員試験対策の参考書としても使われていて人気。

基礎行政法 補訂新版

基礎行政法 補訂新版

著:新保義隆・Wセミナー 版:早稲田経営出版 2007.5

 定義・趣旨・要件・効果という叙述スタイルで、最低限の行政法の知識をコンパクトに凝縮。公務員試験向けの講座テキストを流用したような印象でイマイチ。