Category: 行政法の入門書

当該分野の入門書を、法学部入学前段階から読めるものを中心に紹介しています。一般市民やビジネスマンにもお勧めです。書店へいくと“3時間で~”とか“3日で~”という本が目立ちますが、内容が薄すぎて使い物になりません。

行政法入門 第5版 著:藤田宙靖

行政法入門 第5版

著:藤田宙靖 版:有斐閣 2006.11

すばらしい法の勉強は入り口が重要最高裁判事行政書士試験の副教材にも

行政法入門 (単行本) 著者は現最高裁判事で、絶対のオススメである。基本書の言葉尻を書き換えただけの入門書が多い中、この本は初めから初学者を意識して書かれた本当の意味での入門書。抽象的でむずかしいと言われる行政法のあらましを、豊富な具体例を用いながら、やさしい語り口で講義する。最新の重要最高裁判例へのリファーも。
 “宙靖”は、“ときやす”と読むらしいです。でも、“ふじた・ちゅーせー”と言っても通じます。

判例行政法入門 第5版

判例行政法入門 第5版

著:芝池義一 版:有斐閣 2010.3

判例行政法入門 本書は、法学教室での連載を単行本にまとめたもの。重要判例ごとにコンパクトな解説が付されています。解説が判例→解説→判例→解説… という流れで、とっても読みやすいので初学者のイメージ作りによいでしょう。裁判例を手がかりに具体的なイメージをもって行政法が理解できます。

行政法のエッセンス 著:櫻井敬子

行政法のエッセンス

著:櫻井敬子 版:学陽書房 2007.10

行政法のエッセンス (単行本) 注目。初級者から上級者まで。行政法の基礎をたどりながら、行政法の真髄・行政法のおもしろさを伝える内容です。
 著者の櫻井先生は、東大卒、司法試験現役合格。おそらく塩野先生の弟子で、今は学習院の教授です。橋本先生との共著「行政法」や、絶版となった「条文から学ぶ行政救済法」も執筆されている。法学教室では「エンジョイ行政法」を連載中。この本は222ページ、一気に読もう。

小説で読む行政事件訴訟法~基本からわかる行政訴訟の手引 著:木山泰嗣

小説で読む行政事件訴訟法~基本からわかる行政訴訟の手引

著:木山泰嗣 版:法学書院 2010.3

小説で読む行政事件訴訟 面白い。内容は、法学書院の受験雑誌「受験新報」に連載されていたものです。法科大学院3年生の主人公が、研修先の法律事務所で、事件や裁判実務を体験していく。行政事件訴訟法・民事訴訟法・税務訴訟。

はじめての行政法 第2版 著:石川敏行 藤原静雄 大貫裕之 大久保規子 下井康史

はじめての行政法 第2版 2010.4.28 

「行政法の全体像を示した「見取り図」を片手に「わかりやすさにこだわった解説」を読み進めることができるので,あらゆる疑問が益々楽しく,より深く知りたくなります。第2版では最新の重要判例もきちんとおさえて,内容面は益々充実。基礎固めに最適の1冊。」

現代行政法入門

現代行政法入門

著:曽和俊文・山田洋・亘理格 版:有斐閣 2007.11

現代行政法入門 横書き。行政法総論から行政救済法まで、行政法の全範囲を一冊でカバーする。行政法の基本と現代的課題について、わかりやすく書いてある。信頼おける執筆陣による入門書だ。発展学習につながるなかなか良い入門書である。
 公式のうたい文句には「ひととおり学んだ者の復習にも良い」とあるが、確かにざっくり読むには良さそうだが、試験直前を考えたら、そういうことは無い。