刑法総論・刑法総論 山口厚

刑法総論 第2版

刑法各論 第2版

著:山口厚 版:有斐閣 総論:2007.5 各論:2010.3

刑法総論 山口厚刑法各論 山口厚 結果無価値論。重要問題を全て網羅し、判例・学説を詳細に分析した上で、自説を丁寧に解説する。他の追随を許さない山口刑法学の到達点が示される。総論が改訂されて第2版となり、「相当因果関係説の危機」と呼ばれる論点について客観的帰属論を実質的に採用する等、重要な改説がある。2色刷。
 山口説=学会通説と思われるが、刑法の世界は必ずしも通説=判例ではなく、なにがなんでも山口説で勉強しなければダメというようなものではない。どのような立場の学説であっても筋が通っていれば良い。

 山口説で勉強されている方には、「問題探究 刑法総論」「問題探求 刑法各論」をあわせて紹介しておきます。この本は、法学教室の連載に加筆して単行本としたものです。刑法の重要論点について、深く掘り下げる内容です。当時は山口説の問題意識が試験で問われているなどと評判でした。もちろん、今も昔も同じで、最先端の議論を追うより通説判例をマスターしろとも言われていました。山口説を勉強される方の副読本という位置づけでしょうか。