事実認定の考え方と実務

事実認定の考え方と実務

著:田中豊 版:民事法研究会 2008.3

 

事実認定の考え方と実務 258頁。裁判官の心証形成過程を解明する。要件事実論を用いて、事実に関する争点をあぶり出して分析しつつ、訴訟構造の中に位置づけて解説、Jがどのようにして認定・判断に至るのかわかる。
 対象とされる読者は、民事裁判にかかわる弁護士、司法書士、裁判官とこれから関わることになる司法修習生と法科大学院生。

 田中先生は、民法と民事訴訟法で新旧司法試験考査委員を歴任されています。東大卒、ハーバード・ロースクール修士課程、東京地裁判事、司法研修所教官、最高裁判所調査官を経て、弁護士登録。現在、慶應大教授。
 目次
第1章 事実認定の前提を成す原理、事実認定とは、事実の確定と事実の認定 第2章 直接証拠による事実認定(文書(契約書)による事実認定、供述(証人の証言、当事者の供述)による事実認定 第3章
 間接証拠による事実認定、間接証拠による事実認定の構造、いわゆる間接反証の成否 ほか 第4章 事実認定と要件事実論、事実認定上の争点の設定、争点設定(争点形成)の誤りと事実認定(証拠評価)の誤り ほか 第5章 事実認定と判決書における表現方法、認定と判断、認定と確定、判決理由中の記載順序 ほか